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日本海側は強い雪や雨、霰などに注意 近畿や瀬戸内も変わりやすい天気

ウェザーニュース / 2024年12月14日 11時39分

ウェザーニュース

今日14日(土)は冬型の気圧配置が強まっています。北日本から北陸、山陰にかけての日本海側は強い雪や雨、雷や霰(あられ)などに注意が必要です。西日本は近畿や瀬戸内など太平洋側にも雲が流れ込んでいます。

長野県北部には大雪警報が発表中

今朝にかけてはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が日本海から南下し、北陸から近畿北部、山陰周辺に活発な雪雲や雨雲がかかりました。

長野県北部では日付が変わってから雪の強い状態が続き、小谷村は3時までの1時間に8cmの雪が降って、11時時点の積雪深は38cmになっています。長野市でも、7時には9cmの積雪を観測しました。長野県北部には大雪警報が発表中です。降り方は少し弱くなってきましたが、引き続き積雪の増加や、屋根からの落雪等に注意してください。


近畿北部や中国地方も山沿いでは雪となって、鳥取県大山町では積雪深が42cmに、兵庫県香美町兎和野高原では23cmになっています。

近畿中部や瀬戸内周辺も変わりやすい天気

JPCZの南下に伴って、西日本は近畿中部・南部や山陽、四国にも雨雲や雪雲が流れ込んでいます。局地的には1時間に4mm前後のしっかりとした雨が降っている状況です。

このあとも周辺には雲が流れ込みやすく、変わりやすい天気が続きます。日差しの届くことがあっても、急な雨や雪に注意が必要です。

山陰や近畿北部など日本海に近い地域ほど雲は発達しやすく、雷や霰(あられ)、突風などを伴って強く降るおそれがあります。霰の積もった路面は非常に滑りやすいため、転倒やスリップ事故等にお気をつけください。

北日本や山沿いは積雪増加に注意

北日本日本海側は平野部でも雪になっています。上空5500m付近で−36℃という強い寒気を伴った気圧の谷が通過している影響で雪雲が発達し、局地的には1時間に3cmの雪が降っています。

冬型の気圧配置は明日15日(日)も続く見込みで、積雪の増加に注意が必要です。明日夜までの積雪増加量は北海道の広い範囲で10cm以上、東北から北陸山沿いの多い所では30cm以上の予想になっています。西日本も、山沿いでは路面状態の悪化が心配です。峠道の走行は冬用タイヤの装着が欠かせません。


風も強く、吹雪になることがあります。視界不良に注意し、危険だと感じる場合は無理な外出は控えるようにしてください。

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