来週前半にかけても寒さが続く 上空に冬の空気が居座る予想

ウェザーニュース

このところ、日本列島では寒い日が続いています。来週前半にかけても冬型の気圧配置となる日が多く、日本の上空は冬の冷たい空気に覆われます。引き続き気温は低めで経過し、この時期らしい冬本番の寒さが続く見込みです。

北日本と西日本が特に気温低め

福岡の気温予想

今日17日(火)も冬型の気圧配置が続き、全国的に冷え込んでいます。

今週の後半は冬型が緩むこともありますが、週末に低気圧が通過した後は再び冬型の気圧配置が強まります。このため、来週前半にかけても全国的に平年並みか低い気温が続く見込みです。特に北日本と西日本で寒気の影響を受けやすくなります。


札幌では一週間を通して昼間も0℃前後までしか気温が上がらず、真冬日となることが多い予想です。最低気温も平年より低めで、厳しい寒さが続きそうです。北日本では積もった雪が溶けにくいため、さらなる積雪の増加に注意が必要です。

また、大阪や福岡でも最高気温が10℃前後で、平年のこの時期の気温を下回る日が多くなりそうです。最高気温がひと桁になる日もあるとみています。冷たい空気は南西諸島まで南下するため、沖縄も肌寒い日が多くなりそうです。

関東は比較的寒気の影響を受けにくいものの、朝晩、日中ともに平年並みの寒さが続く予想です。

広い範囲でこの時期らしい冬本番の寒さが続きます。ダウンコートやマフラーなど真冬の防寒で暖かくしてお過ごしください。