週間天気 日本海側は断続的に雨雪強まる 週末は全国的に天気崩れる

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・日本海側は雨雪の強まりに注意
・週末は太平洋側でも雨に
・この時期らしい冬本番の寒さ

日本海側では断続的に雪や雨が降り、太平洋側は晴れて乾燥する日が多くなります。

週末は低気圧が通過する影響で、太平洋側でも広範囲で雨が降る予想です。

日本海側は雨雪の強まりに注意

週間天気図

日本付近は冬型の気圧配置となり、日本海側では雪や雨が降る日が多くなります。

20日(金)から21日(土)にかけては日本海を低気圧が進み、北日本を通過する見込みです。一時的に暖かい空気が流れ込むため、東北でも雪ではなく雨になるとみられます。路面状況の悪化に注意が必要です。

低気圧通過後は冬型が強まります。上空の寒気も南下するため、北陸でも雪になるところが多くなる見込みです。雪の強まりや強風による吹雪に注意してください。西日本も日本海側の内陸山沿いを中心に雪となる可能性があります。タイヤ交換など雪への備えが必要です。

週末は太平洋側でも雨に

太平洋側は晴れて空気が乾燥する日が多いものの、関東南部では今夜から明日早朝にかけて雲が広がります。東京都心など関東南部でもチラチラと雪が舞い、初雪を観測する可能性があります。

また、週末の21日(土)頃は日本海だけでなく太平洋側にも低気圧が発生して東へ進む予想です。太平洋側の各地でも沿岸部を中心に雨の降るところが多くなります。週末は久しぶりに傘が必要となりそうです。

この時期らしい冬本番の寒さ

平地で雪の降る目安となる上空1500m付近で−6℃以下の寒気は、週中頃には西日本まで南下する見込みです。

20日(金)から21日(土)にかけてはいったん強い寒気は北上するものの、22日(日)から来週はじめにかけては再び西日本、東日本へと寒気が南下する予想です。クリスマス頃には寒気はだんだんと北上するものの、北日本は寒気の影響が残ります。

冷たい空気に覆われて、各地でこの時期らしい冬本番の寒さとなります。ダウンコートやマフラーなど真冬の防寒で暖かくしてお過ごしください。