年末年始の天気 日本海側は寒気の影響続く 太平洋側は初日の出チャンス
ウェザーニュース / 2024年12月22日 19時1分
2024年も残す所あと10日を切り、帰省や年越し・初詣などで天気が気になる時期になってきました。ウェザーニュース発表の年末年始の天気見解をお伝えします。
日本海側で雪や雨の降る日が多く、太平洋側では冬晴れの日が続く可能性が高いとみられます。期間の平均気温は平年並みか低くなりそうです。
日本海側は断続的に雪や雨
年末から年始にかけては西高東低の冬型気圧配置の時期と、冬型が緩んで低気圧が通過する時期を周期的に繰り返す可能性が高くなっています。冬型が強まる際には上空に強い寒気が流れ込む見通しです。
日本海側の地域では期間を通して雲が広がりやすく、晴天が長続きする可能性は小さいとみられます。雪や雨の降る日が多く、一時的に強まって大雪や吹雪となることも考えられます。現時点の予測では、27日(金)前後や年始の頃に冬型が強まる傾向が予想されています。帰省や旅行で移動をされる際には、最新の気象情報と交通情報等を確認するようにしてください。
一方、関東など太平洋側の地域では冬晴れとなる日が多く、元旦の初日の出も期待ができそうです。空気が乾燥しやすい状態が続くので、火の取り扱いや体調管理にはお気を付けください。
真冬らしい寒さが続く
気温も気圧配置と同様に周期的に変化する予想です。冬型の気圧配置が緩むタイミングで寒さも一時的に緩む可能性があるものの、期間を平均すると気温は平年並みか平年よりも低い可能性が高いとみられます。晴れる日には朝の冷え込みが強まるため、東日本や西日本でも路面凍結等に注意してください。
帰省や年越し・初詣などで外出する際は、厚手のコートやマフラーなど万全の防寒が欠かせません。移動先との気温の差にもご注意ください。受験生は体調を崩さないように細心の健康管理が必要です。
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