明日から日本海側で大雪のおそれ 積雪急増による車の立ち往生にも警戒を
ウェザーニュース / 2024年12月21日 17時50分
明日22日(日)は低気圧が東海上で発達し、日本付近は強い冬型の気圧配置になります。上空には強い寒気が流れ込み、日本海側の広い範囲で雪が強まる見込みです。東日本山間部では多いところでは24日(火)朝にかけて100cm以上の大雪となるおそれがあり、車の立ち往生などにも警戒が必要です。
山間部を中心に積雪急増
明日22日(日)は日本の東海上で低気圧が急速に発達します。その一方で、大陸からは高気圧が張り出し、日本付近は冬型の気圧配置が強まる見込みです。
明後日23日(月)にかけて、降水があれば平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は、本州南岸まで覆うようになります。北日本から北陸にかけては平野部も含む広い範囲で雪となり、近畿北部や山陰も内陸部を中心に雪が降る見通しです。特に東北から北陸にかけては、活発な雪雲がかかる可能性が高く、積雪が急増するおそれがあります。
24日(火)朝までの積雪増加量は、北陸から関東甲信の山沿いが最も多く、山間部では100cm以上に達する予想です。
峠道などは急激な積雪の増加により、立ち往生など走行困難となるおそれがあります。車で移動する必要がある場合は、冬用タイヤの装着に加え、スタック時に脱出できる装備も備えるようにしてください。鉄道などの運休にも注意が必要です。
そのほか、東北や北陸の内陸・山沿いで50cm以上、西日本でも中国山地を中心に10〜30cmの積雪が予想されます。ゲレンデなどでの雪崩や、屋根から落ちる雪にもお気をつけください。
風が強く吹雪となることも
低気圧が東の海上で発達する一方で、大陸からの高気圧の勢力も強いため、東西の気圧差が大きくなります。今夜以降は全国的に北西の風が強まり、瞬間的には25m/sを超えるところもある見込みです。
雪が降る日本海側では吹雪となるため視界不良となります。吹き溜まりによる局所的な積雪の急増にも注意をしてください。
晴れる太平洋側も冷たい風が吹き付けることで体感温度が低下し、厳しい寒さになります。外出をする場合は真冬の最大限の防寒が必要です。
また、強い寒気の影響で東海や京阪神など太平洋側でも雪の舞うところがある見込みです。
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