強風吹き荒れる週末 吹雪や飛来物に注意

ウェザーニュース

今日22日(日)は冬型の気圧配置によって広い範囲で強風が吹き荒れています。雪や雨が降る日本海側では吹雪や横殴りの雨に、晴れているところでも飛来物などに注意が必要です。

明日にかけて風が強い

本州の東の海上を進む低気圧が急速に発達している影響で、大陸に位置する勢力の強い高気圧との気圧傾度が大きくなっています。このため、日本の周辺は等圧線が混み合い、北西風が強く吹き荒れています。


沿岸部を中心に平均で10m/s前後の風が吹いていて、局地的に最大瞬間風速が25m/sを超えているところもあります。北海道の奥尻島では11時50分に最大瞬間風速28m/sの非常に強い風を観測しました。


雪や雨が降る日本海側では吹雪や横殴りの雨に、晴れているところでも飛来物などによる危険があるため油断できません。また、交通機関への影響も懸念されるため、最新の情報をご確認ください。

風の強い状態は今日いっぱい続く見込みです。週明けの明日23日(月)になると大陸から高気圧が接近して、西日本では風が弱まります。一方、東日本や北日本では沿岸部を中心に風が強い状態が続くため、引き続き注意が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）