クリスマスは厳しい寒さなし 関東など明日は気温が上昇

ウェザーニュース

今日25日(水)、クリスマスの日本列島は冬型の気圧配置が弱まりました。寒さは少し和らいで、最高気温が0℃未満の真冬日の地点数は2週間ぶりに100地点を下回っています。

真冬日地点が100を下回る

冬型が弱まったことで日本海側で降っていた雪や雨は収まり、一部では晴れ間の出る時間もありました。太平洋側は今日も晴れている所が多く、しっかりと日差しが届いています。

上空の寒気が少し北へ後退したため寒さの和らいだ所が多く、真冬日の地点数は15時の時点で83まで減少し、11日以来2週間ぶりに100地点未満となりました。

15時までの各地の最高気温は札幌市が1.8℃、仙台市が9.3℃、金沢市が9.7℃など軒並み昨日よりも高くなっています。東京都心は昨日とほぼ同じ11.3℃、鹿児島市は15.6℃で3日ぶりの15℃以上です。

全国的に風がそれほど強くは吹きませんでしたので、体感温度もそれほど低下はしていません。

明日は関東から西で日差し暖か

明日26日(木)は日本海から北日本を低気圧、前線が通過します。西日本、東日本の太平洋側は暖かな空気が流れ込むことと、日差しが届くことで今日以上にに気温が上がる見込みです。東京都心の最高気温は15℃まで上がる予想となっています。

北日本も低気圧や前線の通過前は気温が高いため、札幌市で3℃、秋田市で7℃など今日よりも高い予想です。ただ、前線が通過したあとは一気に寒気が流れ込むため、午後は急激に気温が下がります。特に北海道や東北北部は朝よりも夜のほうが寒くなりますので、服装選びにお気をつけください。