冬型強まり日本海側は大雪や吹雪 帰省ラッシュに影響するおそれ
ウェザーニュース / 2024年12月26日 16時30分
これから明日27日(金)にかけて冬型の気圧配置が強まります。上空には強い寒気が流れ込み、29日(日)頃まで日本海側で大雪や吹雪になる見込みです。帰省ラッシュに大きく影響するおそれがあります。
強い寒気が日本列島の広い範囲を覆う
今日26日(木)に北海道の北を進んでいる低気圧はオホーツク海に進んで発達します。大陸から高気圧が次第に張り出し、明日は冬型の気圧配置が強まる見込みです。等圧線が非常に混み合い、特に北日本では北西の風が強まります。強い雪と風で吹雪になるとみられ、北海道の石狩地方と留萌地方には暴風雪警報が発表されました。
また、降水があれば平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気が山陰付近まで南下、さらに強い−12℃以下の寒気が北海道から東北北部を覆う見込みです。日本海には北寄りの風と西寄りの風がぶつかることでJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が明瞭になり、この周辺では雲が発達しやすくなります。
雪道でのスタックには警戒を
冬型の気圧配置は28日(土)から29日(日)も続き、上空の気圧の谷が通過するタイミングでは雪が強まります。3日間にわたって断続的に雪が降ることで日本海側の各地で積雪が大幅に増加する見込みです。
特に雪の量が多いのはJPCZの影響を受ける北陸、東海北部、関東甲信北部、東北南部の山沿いで、100cm以上の積雪増加が予想されます。局地的には150cm前後に達するかもしれません。東北北部から北海道の山沿いでも50〜100cmに達し、市街地でも場所によっては30cm以上の雪が積もる予想です。
帰省ラッシュが始まるタイミングと大雪が重なります。急に積雪が増加することで峠道などでスタックすると大規模な交通障害につながりますので、年末年始の休暇を利用して慣れない雪道を走る場合は、万全の準備を行った上で無理な運転を避けるようにしてください。
また、大雪や吹雪によって鉄道や飛行機などの公共交通機関に影響が出ることも考えられますので、最新の運行情報の確認が必要です。
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