年末年始は寒気の影響で寒い日続く 年明けは特に寒さ厳しい

ウェザーニュース

年末年始は冬型の気圧配置になる日が多く、日本列島には寒気が流れ込みやすくなります。全国的に寒さが続き、防寒が欠かせません。

東京都心は大晦日に気温上昇

これから年明けにかけて寒気が断続的に流れ込むため、冬らしい寒さの日が続く見込みです。

東京都心の気温の推移を見ると、低気圧が日本海を通過して寒気が一時的に北へ後退する大晦日から元日の朝にかけては少し気温が上昇し、平年を大きく上回る予想となっています。最高気温15℃は11月下旬並みです。

そのほかの日は平年並みの寒さで、特に年明けの3日(金)から4日(土)にかけては最高気温が10℃に届かず、厳しい寒さになります。

年末は29日まで、年明けは2日から寒さ厳しい

全国的に見ても気温の傾向は大きく変わりません。年末は29日(日)まで厳しい寒さが続き、平年に比べると低い所がほとんどです。30日(月)頃からは一転して気温が上昇傾向で、31日(火)・大晦日にかけては平年並みか高めの予想となっています。年越しは極端な冷え込みにはなりません。

年が明けて2日(木)頃からは強い寒気が流れ込み、全国的に平年をよりも低くなる見通しです。3日(金)頃が寒さの底になるとみられます。

年末年始を通しても見ると全国的に寒い日が多くなりますので、帰省先や旅行先で過ごす方も、自宅でゆっくりされる方も、寒さ対策はしっかりと行い、体調を崩さないよう注意をしてください。