日本列島を雨雲が通過中 太平洋側沿岸部では強まる雨に注意

ウェザーニュース

多くの人が仕事始めとなる今日6日(月)は、朝から広い範囲で雨や雪が降っています。

紀伊半島など太平洋側沿岸部では強い雨の降っているところもあります。関東でも午後は本降りとなり、雨具が活躍しそうです。

南海上と日本海を低気圧が東進

今日6日(月)は日本付近を低気圧や前線が通過しています。西日本では南海上を東進する低気圧の影響で広い範囲で雨が降り、今朝は種子島などで1時間に30mmを超える激しい雨を観測しました。

10時50分までの1時間には和歌山県日高川町川辺で15.0mmのやや強い雨が降るなど、西日本の太平洋側では所々で雨が強まりました。


また、北日本には日本海から別の低気圧と前線が接近しています。上空の強い寒気は北に退いて、北日本や北陸でも雪ではなく雨になっているところが多くなっています。

関東も午後は本降りに

雨雲の予想　6日(月)18時

午後は東日本や東北でも雨の範囲が拡大します。関東は昼すぎから広範囲で雨になり、遅い時間ほど本降りとなる予想です。午後の外出は傘をお持ちください。

低気圧に近い東海や関東南部では、沿岸部を中心に一時的に雨風が強まるおそれがあるので注意が必要です。

東京で1mm以上の降水が観測されれば、昨年の11月27日以来となります。

東北も夜は本降りの雨になる見込みです。西日本では午後は雨が止む時間が長くなるので傘の置忘れに注意してください。

北日本や北陸の内陸部など、積雪が多く残るエリアでも雨の降るところがあります。融雪による落雪や、路面状態の悪化に注意が必要です。山沿いでは雪崩の発生にも注意してください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）