週後半は日本海側で大雪に警戒を 名古屋や西日本太平洋側でも雪の可能性
ウェザーニュース / 2025年1月6日 17時30分
明日7日(火)以降は冬型の気圧配置が続き、8日(水)から10日(金)にかけて上空に非常に強い寒気が南下します。日本海側のエリアでは広く雪が降り、大雪となるおそれがあります。西日本の太平洋側や東海地方でも雪の降る可能性があり注意が必要です。
日本海側は広範囲で大雪のおそれ
明日7日(火)は低気圧や前線が東の海上に移動し、日本の周辺は再び冬型の気圧配置となります。
明後日8日(水)から10日(金)にかけては平地で雪を降らせる目安の上空約1,500mでー6℃の寒気が本州の南海上まで南下し、さらに一段強いー9℃の寒気が九州北部や中国地方を覆う予想です。寒気は西回りで流れ込み、西日本では今シーズン一番強い寒気になると見ています。
日本海側のエリアでは九州北部を含めて平野部でも広く雪が降り、大雪となるおそれがあります。これまで比較的雪が少なかった北陸から山陰の平野部でも大雪となるところがある見込みです。
既に大雪となっている青森県内や北陸内陸部では更なる積雪の増加に警戒が必要です。
峠道では急激な積雪の増加により走行が困難となって車の立ち往生が発生するおそれもあります。雪が降る時間が長く総降雪量が多くなるため、山沿いでは雪崩の発生にも注意が必要です。強風による吹雪などにもお気をつけください。
東海や西日本でも積雪に注意
寒気がピークとなるタイミングでは雪雲は太平洋側にも雪雲が流れ込み、濃尾平野や京阪神、瀬戸内海周辺などでも雪の降る可能性があります。気温の低い時間帯に降雪が強まると雪が積もることも考えられます。
九州や四国の山沿いでも雪の降るところがあり、路面の積雪や凍結が心配です。特に9日(木)から10日(金)は要注意です。
降雪のエリアやタイミングに関してはまだ不確実性があるものの、車での移動が必要な場合は念のため冬タイヤを装着するようにしてください。
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