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日本海側で大雪続く 名古屋や京都、福岡などでも積雪を観測

ウェザーニュース / 2025年1月10日 11時30分

ウェザーニュース

冬型の気圧配置が強まっている影響で上空に強い寒気が流れ込み、日本海側の地域を中心に大雪となっています。今夜遅くにかけて大雪に警戒してください。

東海や西日本でも雪の降っているところがあり、名古屋や京都、福岡などでも積雪を観測しています。路面凍結等に注意してください。

山沿いでは積雪が2mに迫る

日本海側ではきのう1月9日(木)から断続的に雪が降り、積雪が増しています。発達した雪雲の流れ込みが続く東北南部や新潟県、岐阜県周辺での積雪増加が顕著になっていて、10時までの12時間降雪量は福島県西会津町のアメダス西会津で39cm、新潟県阿賀町のアメダス津川で32cm、岐阜県本巣市のアメダス樽見で27cmを観測しました。

積雪深(地面からの雪の厚み)は山形県大蔵村のアメダス肘折で196cm、新潟県魚沼市のアメダス守門で193cm、岐阜県白川村のアメダス白河で185cmとなっていて、山沿いを中心に2mに迫る勢いです。

今夜遅くにかけて北陸や東北日本海側の内陸・山地を中心に、局地的にはさらに50cm以上の降雪が予想されます。積雪が急増すると立ち往生による大規模な車両滞留等が発生するおそれがあります。気象庁と国土交通省は「大雪に対する緊急発表」を行い、大雪への警戒を呼びかけています。

西日本の平野部でも積雪

昨日から西日本や東海の平野部でも雪が降っていて、鹿児島や宮崎、三重県の津では初雪が観測されました。今朝も名古屋や京都、福岡、長崎などで積雪が観測されています。

午後はだんだんと雪のピークを越えるところが多いものの、関西や中国山地などを中心に雪の降りやすい状況が続きます。積雪や路面凍結等の影響に注意してください。市街地では少しの積雪でも事故や渋滞等が発生するおそれがあります。ノーマルタイヤでの走行はおやめください。



写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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