来週中頃に次の強い寒気が南下 日本海側の広い範囲で大雪や吹雪に

ウェザーニュース

今日11日(土)は寒波がピークを過ぎ、日本海側の大雪は落ち着きました。次の強い寒気は来週中頃に南下する予想で、再び大雪や吹雪に警戒が必要になりそうです。

短期間で積雪が急増するおそれ

明後日13日(月)・成人の日にかけては強い寒気の南下はない見込みです。次に寒気が流れ込むのは15日(水)頃からで、16日(木)には上空1500m付近で−6℃以下の、降水があれば平地で雪になる寒気が日本列島のほぼ全域を覆います。

また、北海道の上空5500m付近を−42℃以下の非常に強い寒気が通過するため、大気の状態が不安定になって雪雲が発達しやすくなる予想です。


北海道から東北、北陸にかけての日本海側は局地的に雪が強まり、風も強まるため大雪や吹雪になるおそれがあります。昨日までの寒波に比べると期間が短く、雪が強まるのは15日(水)から16日(木)朝にかけての丸一日程度の見通しです。

比較的短い時間で積雪が急増し、交通機関への影響などが考えられますので、この期間に移動の予定がある場合は最新の情報をご確認ください。