全国的に季節先取りの暖かさに 積雪地域は融雪災害に注意

ウェザーニュース

明日20日(月)からも日本列島の上空に流れ込む寒気は弱く、全国的に1月とは思えない気温になります。日なたでは暖かく感じることもありそうです。

積雪の多い地域では融雪が進むため、路面状態の悪化や雪崩などにお気をつけください。

最高／最低気温ともに平年を上回る

今日19日(日)は関東など一部で真冬らしい寒さになったものの、広い範囲で気温が高くなりました。明日から24日(金)頃にかけても日本列島の上空には強い寒気の南下がなく、全国的に気温の高い状況が続く見込みです。


東京都心の気温変化を見ると、24日(金)までは最高気温・最低気温ともに平年を上回り、1.5か月先の気温になる予想の日もあることがわかります。日差しが暖かく感じられそうです。

ほかの地点も傾向は同じで、札幌市は予想最高気温が氷点下になる日がありません。仙台市や金沢市は10℃前後の日が続くなど、北日本から北陸でもこれまでに比べるとかなり過ごしやすい気温になる見込みです。積雪の多い地域では融雪が進むため、路面のぬかるみや屋根など高所からの落雪、雪崩の発生など、融雪災害に注意が必要です。

東海から西日本は、15℃に迫るような日もあります。朝晩と昼間の寒暖差が大きくなっていきますので、体調を崩さないようお気をつけください。