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気象庁3か月予報 3月以降は季節の歩み早い 春は高温傾向に

ウェザーニュース / 2025年1月21日 14時20分

ウェザーニュース

今日21日(火)、気象庁は2月から4月までの3か月予報を発表しました。3月以降は全国的に気温が高めの傾向になる見通しです。季節の歩みは早く、春は高温傾向になる可能性が高くなっています。

春の訪れ早く桜の開花も順調か

向こう3か月の気温

ラニーニャ現象に近い状態は弱まりながら継続するとみられます。インドネシアからフィリピン付近で対流活動が活発になる見通しです。

日本の上空を吹く強い西寄りの風・ジェット気流は、南に蛇行した状態から平年に近い状態に変化するとみられます。アリューシャン低気圧は平年よりも弱く、日本付近は寒気の影響を受けにくなる予想です。

3か月の平均気温は北海道から近畿が平年より高く、中国・四国、九州は平年並みか平年より高い予想となっています。奄美と沖縄は平年並みの見込みです。月別では3月が全国の広範囲で平年より高くなるため春の訪れが早く、桜の開花も順調に進みそうです。

沖縄から西日本で降水量は少なめ

向こう3か月の降水量

3月に入ると春らしく天気は周期変化するようになります。沖縄や西日本は湿った空気が流れ込みにくいため降水量が平年並みか平年よりも少なくなる見通しです。

東日本と北日本の降水量は平年並みの予想となっています。ただ、寒気が弱い傾向を反映して、北海道や東北日本海側の雪の量は平年に比べると少なくなります。良いコンディションでスキーやスノーボードを楽しめる期間が短くなるかもしれませんので、タイミングを逃さないようにしましょう。

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