週間天気予報 来週前半は低気圧・前線が通過 全国的に雨や雪の予想

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・今週末は大気の状態が不安定に
・来週前半は全国的に天気崩れる
・平年より気温高め　融雪、花粉への備えを

冬型の気圧配置は強まらない予想で、広範囲での荒天は予想されていません。

今週末は大気の状態が不安定に

24日(金)から25日(土)は、上空に寒気を伴った気圧の谷が通過する影響で、日本海側の地域を中心に雪や雨の降るところが多くなります。大気の状態が不安定になるため、落雷や突風、あられなどを伴う可能性もあります。

太平洋側には停滞前線があり関東から西日本太平洋側では雲が広がりやすく、沿岸に近い地域ほど雨の降る可能性があります。

来週前半は全国的に天気崩れる

26日(日)から27(月)は上空の気圧の尾根が通過して、日本海側の地域も天気の回復するところが多くなる予想です。ただ、西日本から天気は下り坂に向かいます。

27日(月)から28日(火)は二つの低気圧や前線が日本付近を東進し、全国的に雨や雪が降る予想です。雨雲の広がりやタイミングの予想の確度が低い状況ですので、随時最新の予報をご確認ください。

平年より気温高め　融雪、花粉への備えを

1月下旬から2月上旬は一年の中でも最も寒い時期ですが、今年は平年よりも気温がやや高めで推移する見込みです。

極端な暖かさではないものの、西日本や東日本では最高気温が15℃前後の日もありそうです。北海道も来週前半にかけて、最高気温が0℃を下回る真冬日はない予想です。屋根からの落雪や除雪・排雪時の事故等に注意してください。

また、この陽気で早いところではわずかですがスギ花粉が飛散しています。花粉症の方は早めに対策の準備を進めるようにしてください。