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週間天気予報 来週前半は全国的に雨や雪 融雪や花粉に注意

ウェザーニュース / 2025年1月24日 6時0分

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・週末は寒気の影響で不安定な天気
・来週前半は広範囲で雨のところが多い
・平年より気温高め 融雪、花粉への備えを

来週前半は低気圧や前線が通過するため全国的に天気が崩れる予想です。

週末は寒気の影響で不安定な天気

25日(土)にかけて、上空に寒気を伴った気圧の谷が通過する影響で、日本海側を中心に雪や雨の降るところが多くなる見込みです。また、大気の状態が不安定になるため、落雷や突風、あられなどを伴う可能性もあります。屋外で活動する際は、安全を最優先に行動してください。

一方、太平洋側には弱い前線が影響を及ぼし、関東から西日本太平洋側では雲が広がりやすくなります。外出時には急な雨に備えて雨具を携帯するなど、準備をしておくと良さそうです。

来週前半は広範囲で雨のところが多い

週間天気図

26日(日)は、上空の気圧の尾根が通過するため、日本海側の地域も天気の回復するところが多くなる見込みです。ただ、西日本からだんだんと天気は下り坂に向かいます。

週明け27日(月)から28日(火)は、二つの低気圧や前線が発達しながら東進し、全国的に雨や雪が降る予想です。この時期としては比較的暖かい空気が流れ込むため、北日本でも平地では雨のところが多くなるとみています。低気圧や前線に近いところでは雨や風が強まるおそれがあります。

また、北日本山沿いや東日本の標高の高い山では湿った雪が降り、大雪となるおそれがあります。積雪による交通の影響や雪崩への警戒が必要です。

平年より気温高め 融雪、花粉への備えを

今月20日(月)から二十四節気「大寒」を迎え、その名の通り1月下旬から2月上旬は一年の中でも最も寒い時期です。ただ、今年は平年よりも気温がやや高めで推移する見通しです。この時期としては平年より寒さが和らぎ、極端な暖かさではないものの、西日本や東日本では最高気温が10℃以上の日が多くなる予想です。

札幌など北日本は月末かけて、真冬日(最高気温が0℃を下回る日)が予想されておらず、比較的暖かい日が続きます。屋根からの落雪や除雪・排雪時の事故等に注意してください。

また、早いところではスギ花粉がわずかながらも飛散し始めています。花粉症の方は早めに対策の準備を進めるようにしてください。

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