北日本、北陸で局地的に雪や雨 昼過ぎにかけて降りやすい

ウェザーニュース

今朝は岩手県の内陸部でまとまった雪となっています。

今日26日(日)は上空に寒気を伴った低気圧の影響で、北日本から北陸で大気の状態が不安定になっています。局地的に雲が発達し、雪や雨の強まることがあるため注意が必要です。

強い寒気の影響で大気の状態が不安定

上空5500m付近で−36℃以下の強い寒気を伴った低気圧が東北付近を通過しています。周辺では大気の状態が不安定で、北海道から東北、北陸は雪や雨の降りやすい天気です。


東北や北陸では朝から雪や雨の強まっている所があり、岩手県盛岡市では6時までの5時間で8cmの積雪を観測、岩手県一戸町・奥中山で17cmの積雪の増加を観測しました。

低気圧はゆっくりと進むため、午前中までは雲の発達しやすい状況が続く見込みです。東北は日本海側だけでなく、太平洋側でも雪の降る所があります。

北陸は天気の回復が遅く、昼過ぎまで断続的に雨が降る予想となっています。活発な雲が通過するタイミングでは雷や霰(あられ)、突風などを伴うことがあるため注意が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）