東北太平洋側で20m/s以上の強い風 海上を対象に暴風警報

ウェザーニュース

今日26日(日)は東北の太平洋沿岸で風が強まっています。最大瞬間風速が20m/s以上の所があり、昼過ぎにかけては海上を中心に暴風に警戒が必要です。

雪雲がかかると吹雪に

寒冷渦と呼ばれる上空の寒気に伴う低気圧が東北付近を通過しています。この影響で東北の太平洋沿岸で風が強まっていて、最大瞬間風速は青森県八戸市で24.6m/s、岩手県宮古市で20.9m/sを観測しました。

低気圧はゆっくりと南東に移動するため、東北南部の太平洋側ではさらに風が強まる見込みです。昼頃の風速の分布を見ると、海上を中心に平均風速15m/s以上の領域が広がり、沿岸の陸域でも10〜15m/sの風が吹くとみられます。


宮城県と福島県は海上を対象に暴風警報を発表していて、船舶や沿岸の漁業施設などは風に対する警戒が必要です。沿岸の市街地では雪雲のかかっている所があり、強い風が加わることで吹雪になる可能性があるため、視界の悪化に注意をしてください。