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東北は太平洋側でも強い雪 北陸などは明日にかけて積雪増加続く

ウェザーニュース / 2025年1月29日 10時45分

ウェザーニュース

今日29日(水)は寒気を伴った低気圧が通過している東北などで雪が降り、太平洋側でも強く降っている所があります。北陸などは明日30日(木)にかけても強い雪が続き、積雪の急増に警戒が必要です。

風も強く吹雪による見通し悪化にも警戒

上空5500m付近で−39℃以下の非常に強い寒気を伴った低気圧が東北北部を通過中です。低気圧の周辺は大気の状態が不安定で雪雲が発達し、日本海側だけでなく太平洋側にも強い雪を降らせています。


10時までの1時間には山形県米沢市で6cm、岩手県宮古市・区界で5cm、福島県猪苗代町で1cmの雪を観測しました。雨になっている北陸の沿岸部では活発な雲が通過するタイミングで霰(あられ)が降ったり、雷を伴っている所があります。

また、西寄りの風が強まっていて、最大瞬間風速は山形県酒田市・飛島で30.0m/s、石川県羽咋市で26.3m/sを観測しています。10時30分の時点で秋田県と山形県には暴風雪警報、山形県には大雪警報も発表中です。

明日夜までに80〜100cmの積雪増加も

低気圧が東に抜けた後は日本海で北寄りの風と西寄りの風がぶつかり、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる活発な雪雲の帯が形成される見込みです。北陸や岐阜県飛騨、関東甲信北部では明日にかけて活発な雪雲が次々に通過し、局地的には1時間に5〜10cmの強い雪が予想されています。

多い所では明日夜にかけての36時間で50cm以上の新たな雪が積もり、山間部では80〜100cmに達するおそれがあります。短期間で積雪が急増するため路面状況の悪化による立ち往生が懸念されます。やむを得ず移動をする必要がある場合は、スタックに備えた装備などが必要です。

また、山間部での雪崩、市街地では屋根からの落雪、倒木などに警戒をしてください。

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