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気象庁1か月予報 2月前半は寒さ厳しく後半は平年並みに戻る

ウェザーニュース / 2025年1月30日 15時30分

ウェザーニュース

今日1月30日(木)、気象庁は2月1日から28日までの1か月予報を発表しました。前回の予報に比べて2月前半の気温が大幅に下がる傾向に変化しています。来週は寒波の襲来が予想され、全国的に厳しい寒さになる見込みです。日本海側では大雪への警戒も必要になります。

北日本には高温に関する早期天候情報が発表

この先1か月の気温

1月は北日本を中心に気温の高い傾向が続いていましたが、2月に入るとそれが一変します。来週中頃からの寒波の影響で、2月前半は全国的に気温が大きく下がる見込みです。

2月5日(水)から5日間の平均気温が平年よりかなり低くなる可能性が高いとして、東北から沖縄の各地には低温に関する早期天候情報が発表されました。

2月後半は平年並みに戻るものの、1か月の平均気温は沖縄や奄美、九州、中四国で平年よりも低く、近畿から関東甲信は平年並みか平年より低くなる見通しです。北日本は東北で平年並み、北海道で平年並みか高めの予想となっています。

来週は西日本で平年より5℃以上低い気温に

上空1500m付近の気温の傾向を見ると、来週の寒波のタイミングで平年よりも大幅に下がり、特に西日本で顕著な傾向になる見通しです。2月の中頃になると平年に近づく傾向で、その後は平年並みに近い気温が予想されます。

細い実線で示された予測をみるとかなりばらついていて、不確実性が高いことを示しています。今後も気温傾向の変化があるかもしれません。

冬型の気圧配置は長続きせず

この先1か月の降水量

寒波の襲来で2月前半を中心に冬型の気圧配置になりやすく、日本海側は雪や雨の日が多くなります。山陰から北海道日本海側の降水量は平年並みか平年より多い予想です。

気温が低いため雪の量としても多く、東日本と東北の山沿いでは2月5日(水)頃からの5日間の降雪量が平年よりかなり多くなる可能性が高いとして、大雪に関する早期天候情報を発表してます。

積雪が急増し、大規模な雪害となるおそれがありますので、警戒が必要です。

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