日没後に細い月と土星が接近 西の空の金星よりも低い高度で
ウェザーニュース / 2025年2月1日 12時45分
今日2月1日(土)の日の入り後の西の低空で、月と土星が接近します。正午月齢2.6のほっそりとした月と土星の共演をお見逃しなく。なお昼頃には土星食も起こりますが、肉眼で見ることはできません。
また、明日2日(日)の日の入り後には月と金星が接近します。
日の入り後の西南西の低空に注目
2月は日の入り後の西南西の空に宵の明星「金星」が輝き、それよりも低い所に「土星」が見られます。金星は大変明るく見えますが、土星は十分に空が暗くなってから目立ってきます。
今日1日(土)の日の入り後には、土星に細い月が接近します。西の空がひらけたところで月を探して、そのすぐ下に見える土星を見つけてみてください。
そして明日2日(日)の日の入り後には、金星に月が接近します。金星は15日(土)に最大光度を迎えるため、存在感があって目を引きそうです。地球照を伴った幻想的な細い月と、非常に明るい金星の共演は見ものです。
▼沈む時刻(東京)
1日(土)
太陽 17:08
土星 19:54
月 20:10
金星 20:48
2日(日)
太陽 17:09
土星 19:50
金星 20:48
月 21:20
今日昼間には土星食も
今日1日(土)の12時30分頃から13時30分頃には、月の向こう側に土星が隠れる「土星食」が起こります。今回は関東周辺をのぞく日本の広範囲で起こりますが、日中の現象ですので肉眼での観測はできず、望遠鏡を使っても難しいと予想されます。世界でも、日の入り後に土星食が見られるのは北極海周辺の一部に限られます。
気になる今夜の天気は
ウェザーニュース雲量予想マップ
東シナ海の低気圧が接近するため、関西〜九州・沖縄の各地は雨の所が多そうです。まだ雨の降りだす前の東日本の各地も雲が多く、月と土星を観測するのは難しくなりそうです。
北日本は午後ほど天気の回復するところが多く、東北地方では天体観測のできる所がありそうです。回復の遅い北海道は日本海側ほど雲が多そうです。
参考:国立天文台、アストロアーツ
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