週間天気予報 南岸低気圧で雨や雪に 来週は今季一番の寒波で大雪

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・南岸低気圧で2日(日)は雪の所も
・寒波襲来 今季一番の強さか
・来週は気温がグッと低下

明日2日(日)にかけ、西日本や東日本の太平洋側で雨や雪の降るところが多くなります。来週は寒波が襲来し日本海側を中心に大雪となる予想で、寒さが極まります。

南岸低気圧で2日(日)は雪の所も

明日2日(日)にかけて四国沖〜東日本の南岸を低気圧が東進するため、西日本や東日本の太平洋側を中心に雨や雪が降ります。

関東甲信は山沿いで雪の積もるところがあり、車の運転などは注意が必要です。東京都心など関東南部の平地は雨に雪が混じる程度の見込みです。

関東沖で新たに発生する低気圧の降水域が予想より北に広がった場合は、関東平野で雪の時間が長くなる可能性があります。その場合でも、芝生や土の上がうっすら白くなる程度の見通しで、広範囲で雪の影響が出ることはないと見ています。

寒波襲来 今季一番の強さか

4日(火)からは冬型の気圧配置が強まります。上空の非常に強い寒気が北極方面から南下してくるため、日本海側の地域を中心に北日本〜西日本の広範囲で雪や風が強まる見込みです。大雪や吹雪の荒れた天気となるおそれがあるため今後の情報に注意してください。

西日本では6日(木)頃までで寒波のピークを越える見通しですが、その後も強い冬型の気圧配置が続く可能性があり、北陸や北日本では寒波の影響が長引くことも考えられます。物流などへの影響が大きくなることも懸念されます。

来週は気温がグッと低下

4日(火)以降は全国的に気温が下がり、東京や大阪など都市部でも0℃前後の冷え込みとなる可能性があります。

この冬一番の寒波になるおそれがあるため、雪や寒さへの備えを早めに行うようにしてください。