来週は立春寒波が襲来 広い範囲で大雪のおそれ
ウェザーニュース / 2025年2月1日 12時5分
来週は今季最も強く、大規模な寒気が日本列島の上空を覆います。
北日本から西日本の日本海側で大雪のおそれがあり、積雪の急増による立ち往生などに警戒が必要です。太平洋側にも雪雲の流れ込む可能性があり、積もるところもある見込みです。
北陸周辺は車の立ち往生に警戒
3日(月)の立春を過ぎた来週の4日(火)頃から日本列島の上空に強い寒気が南下します。
上空5500m付近で−36℃以下の大雪をもたらす寒気が4日(火)の夜には北海道から山陰付近まで南下する予想です。5日(水)には−42℃以下の寒気の中心部分が日本海に進んで、6日(木)にかけて寒波のピークとなります。
−36℃以下の寒気がこれだけ広い範囲を覆うことはそれほど多くはなく、数年に一度のレベルとみられます。
6日(木)にかけては日本海から北陸付近にJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)に伴う活発な雪雲の帯が予想されています。上空の寒気が強い分だけ大気の状態が不安定になり雪雲が発達する見込みです。
JPCZは北陸付近に停滞する可能性が高く、数日にわたって断続的な強い雪になるとみられます。総降雪量は山沿いで2m近く、平地でも1m前後に達するおそれがあります。
短時間での積雪急増による立ち往生の発生などに警戒をしてください。
西日本太平洋側も積雪に注意
強い寒気は、西日本の上空にも広がります。上空約1500mで−12℃以下の非常に強い寒気が4日(火)から5日(水)にかけて、山陰付近まで南下する見込みです。
西日本では日本海側だけでなく、九州の東シナ海側や四国の瀬戸内側などにも雪雲の拡大が予想され、雪の積もる所が増える予想です。
鹿児島市や大阪市、名古屋市といった太平洋側の都市部でも雪の積もる可能性があります。普段はあまり雪の積もらない所でも積雪となるため、要注意です。
全国的に真冬並みの寒さ
全国的に気温が低く真冬並みの所が多くなります。西日本は特に低温傾向が顕著で、来週中頃は福岡市や大阪市でも最高気温が5℃くらいまでしか上がらない日が続きます。雪の降ることもあるため、路面凍結に注意が必要です。
晴れる関東も10℃に届くか届かないかで、朝晩は0℃近くまで下がるとみられます。雪が予想されていない地域も含め、寒さ対策は必須です。
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