週間天気 今週は今季最強寒波 大雪災害や低温に警戒

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・大雪に最大限の警戒が必要
・寒波襲来で極寒　凍結に注意
・関東など太平洋側は空気乾燥

今週は全国的に冬型の気圧配置が強まり、日本列島は非常に強い寒気に覆われます。日本海側では大雪に見舞われ、交通機関への影響や路面状態に厳重な警戒が必要です。

大雪に最大限の警戒が必要

上空の寒気の予想

明日4日(火)からは冬型の気圧配置が強まり、上空には非常に強い寒気が南下する見込みです。日本海側の地域を中心に広範囲で雪や風が強まり、大雪や吹雪が数日にわたって続きます。鉄道の運休や高速道路の通行止めなど、大雪により生活への影響が懸念されるため、今後の情報に注意して今日のうちに除雪や買い出しなどの備えを行ってください。

いったん6日(木)頃までで寒波のピークを越える見通しですが、その後も強い冬型の気圧配置が続く可能性があり、特に北陸や北日本では寒波の影響が長引くことも考えられます。積雪急増や路面凍結による影響が続き、物流などへの影響が大きくなることも考えられます。

寒波襲来で極寒　凍結に注意

非常に強い寒気が南下するため、今夜以降は全国的に気温が下がり、今週は東京や大阪などの都市部でも気温が0℃前後まで冷え込む日が多くなる予想です。

雪が積もる地域では、路面凍結によるスリップ事故のリスクが高まるため、足元に十分注意してください。特に早朝や夜間は、道路が凍結しやすくなるため慎重な行動を心がけてください。

また、最低気温が−5℃以下に達すると、水道管が凍結するおそれがあるため、事前に凍結防止対策を行うことが重要です。

雪や寒さへの備えを早めに行うようにしてください。

関東など太平洋側は空気乾燥

日本海側で大雪のおそれがある一方、関東など太平洋側は晴れて、空気が乾燥した状態が続きます。

火の取り扱いには十分注意をするとともに、うがいや手洗いで風邪やインフルエンザ対策も万全にしてください。