北陸で断続的に強い雪 富山市では3年ぶりに積雪50cmに到達
ウェザーニュース / 2025年2月5日 9時20分
北陸は平野部も含む広い範囲で断続的に強い雪が降っています。JPCZに伴う活発な雪雲のかかりやすい状態が続くため、今後も積雪の増加が続く見込みです。
北陸の市街地は軒並み今シーズン一番の積雪
上空5500m付近で−36〜39℃の非常に強い寒気が北陸まで南下しています。日本海で異なる方向の風がぶつかることで形成されるJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)周辺の雪雲は活発で、北陸の各地で積雪が増えてきました。
富山市では7時時点で3年ぶりに積雪が50cmに達し、9時の時点では福井市で21cm、金沢市で20cm、新潟県上越市・高田で60cmなど市街地は軒並み今シーズン一番の積雪です。富山県と岐阜県の県境付近に位置する猪谷のアメダスでは12時間で50cmの降雪を観測しています。
9時現在、石川県、富山県、新潟県には大雪警報が発表中です。
午後も強い雪が続き積雪は増加
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202502/202502050075_box_img2_A.png?1738714214)
寒気の中心が通過していく今夜にかけては特に大気の状態が不安定になり、JPCZに伴う活発な雪雲の帯は北陸付近に停滞する見込みです。若干北上傾向で、これまであまり雪が強まっていない新潟県下越でも雪が強まるとみられます。
発達した雪雲が通過すると1時間に5〜10cmの強い雪が降り、今後24時間で山沿いでは50cm以上、平野部でも多い所では30cm前後の新たな雪が積もる予想となっています。積雪が短時間で増えることで立ち往生を起因とする大規模な交通障害が発生したり、屋根からの落雪や山間部での雪崩、停電などのリスクも高まる見通しです。
寒気の中心が抜けた後の明日6日(木)も強い冬型の気圧配置は継続し、積雪はさらに増加するとみられます。雪の降り方は断続的で、一時的に小康状態となるタイミングがありますので、落ち着いたタイミングで安全を確保しつつ、除雪を進めるようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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