寒波の影響は週明けまで続く 強弱を繰り返しながら積雪増加
ウェザーニュース / 2025年2月5日 16時20分
寒波の影響で日本海側を中心とした広い範囲で大雪になっています。雪は強弱を繰り返しながら週明けまで続く見通しで、長引く影響に警戒が必要です。
北陸を中心に積雪が大きく増加
日本付近は強い冬型の気圧配置が続いています。上空5500m付近で−36℃以下の寒気が南下したことで九州や四国などの西日本を含む広い範囲で雪が強まりました。15時までの24時間降雪量は岐阜県白川村で78cm、新潟県魚沼市・守門で54cm、富山空港で49cmなど北陸や岐阜県飛騨を中心に多くなっています。
今夜にかけては寒気の中心が通過するため雪雲が発達し、北陸から東北南部では局地的に1時間10cm以上の激しい雪が降る見込みです。路面状態が急速に悪化することで車がスタックしやすくなり、大規模な車両滞留につながることが考えられます。雪のピーク時の移動はできるだけ避け、必要がある場合もスタックに備えた装備が欠かせません。
また、九州や四国の平地でも雪の積もった所があり、鹿児島市では10時に最大2cmと2年ぶりに積雪を観測しました。こちらは雪のピークを過ぎつつあるものの、今夜は雪の残る所があります。明日6日(木)の朝は冷え込む見込みで、路面凍結に注意が必要です。
次の雪のピークは7日(金)から8日(土)
冬型の気圧配置は週末まで続き、10日(月)頃からようやく弱まり始めるとみられます。今夜、寒気の中心が抜けた後も、大陸からは次々に寒気が流れ込むため、日本海側の各地では強弱を繰り返しながら雪が続く見通しです。
8日(土)夜までの積雪の増加量は北陸と東北日本海側の内陸部で50cmを超え、山沿いでは150cm前後に達する所がある予想となっています。交通機関への影響が長引き、市街地でも移動が困難になる所がある見込みです。屋根からの落雪や倒木、停電、山間部での雪崩などにも警戒をしてください。
特に明後日7日(金)の夜から8日(土)は強い寒気を伴った気圧の谷が通過するため、雪雲が発達しやすくなります。一部の雪雲は日本海側にとどまらず太平洋側まで拡大して、名古屋市などの東海から大阪市を含む関西エリアでも積もるような雪になる可能性があります。このエリアで雪が強まると、東海道新幹線や名神高速などの主要交通網に影響するため、警戒が必要です。
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