北陸や北日本は引き続き大雪災害に要警戒 除雪作業は安全の確保を
ウェザーニュース / 2025年2月6日 11時50分
今日6日(木)も冬型の気圧配置と上空の強い寒気の影響で北陸や北日本日本海側では断続的に強く雪が降っています。引き続き大雪による災害の発生に厳重な警戒が必要です。
富山市で4年ぶりに60cmの積雪
上空約5,500mで−36℃の非常に強い寒気が北陸~東北南部に南下しています。午前10時までの12時間降雪量は新潟県下関、岐阜県樽見、山形県小国のアメダスで39cmを観測しました。
異なる方向の風の衝突に発生するJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる活発な帯状の雪雲が流れ込んでいる北陸や東北南部の内陸部、長野県や岐阜県飛騨エリアを中心に積雪の増加が顕著になっています。
10時時点の積雪深は新潟県津南で300cm、新潟県守門で294cm、福島県只見で263cmを観測。富山市では2021年以来4年ぶりに積雪深が60cmに達しました。10時30分現在、新潟県と栃木県に大雪警報が発表されています。
除雪作業は安全の確保を
雨雲・雪雲の予想
午後もJPCZに伴う活発な雪雲の帯は北陸付近に停滞する見込みです。発達した雪雲が通過すると1時間に5〜10cmの強い雪が降り、今後24時間で山沿いでは50cm以上、平野部でも多い所では30cm前後の新たな雪が積もるおそれがあります。
積雪が短時間で増えることで立ち往生を起因とする大規模な交通障害が発生したり、屋根からの落雪や山間部での雪崩、停電などのリスクも高まる見通しです。
また除雪作業が頻繁に行う影響で疲労が蓄積することも想定されます。何よりも安全の確保を優先の上、可能であれば複数人数で行うようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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