明日以降再び強い寒気が南下 名古屋でも積雪のおそれ

ウェザーニュース

明日7日(金)の夜以降、強い寒気が再び日本の上空に南下します。日本海側では広く雪が降り、近畿や東海でも積雪のおそれがあります。

多いところで新たに50～150cmの積雪増

積雪増加の予想　9日(日)夜まで

明日7日(金)は強い寒気を伴った気圧の谷が日本海から東に進みながら北日本に接近します。平地で雪を降らせる目安の上空1500mで−6℃よりもさらに一段強い−9℃の寒気が7日(金)夕方から翌8日(土)にかけて広く日本列島を覆うように南下し、寒気の強い状態は9日(日)まで続く予想です。
　　
7日(金)から9日(日)にかけて東北日本海側や北陸、近畿北部から山陰では広く雪が降り、沿岸部を中心に強風で吹雪になるおそれがあります。

7日(金)夜からの48時間予想積雪増加量では東北～北陸の山沿いを中心に新たに50～150cm増加する予想です。すでに大雪となっている所にこれだけの雪が加わるため生活への支障が長引きます。立ち往生など交通障害の発生に厳重な警戒が必要です。

名古屋でも積雪のおそれ

また、京都や大津、名古屋や岐阜といった主要都市でも積雪の可能性があります。7日(金)夕方から8日(土)にかけてJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の雪雲が若狭湾から流れ込んで名古屋市内に達し、名古屋市街地でも積雪のおそれがあるとみています。

局地的にはさらに雪の量が多くなるおそれがあり、東海道新幹線や名神高速といった交通の大動脈に影響が出てもおかしくありません。移動の予定がある場合は最新の情報をしっかりと確認してください。車での移動は冬タイヤを装着するようにしてください。