週末の大雪 広範囲で通行止めや新幹線の遅延も（2月7日更新）

ウェザーニュース

週末にかけて強い寒気が流れ込み、北日本や北陸、東海西部や近畿北部を中心に大雪となる予想です。高速道路の通行止めや鉄道の運休、飛行機の欠航など大きな影響が発生するおそれがあります。

＜高速道路＞予防的通行止めの可能性も

7日(金)夜から8日(土)にかけて、北日本や北陸、東海や西日本で大雪の影響で通行止めとなるおそれがあります。

特に名古屋周辺を含む東海西部や北陸西部、滋賀県や三重県の高速道路や並行する国道を中心に、大規模な車両滞留を防ぐために予防的通行止めを実施する可能性があります。

九州や四国、東海西部の平野部でも積雪が予想されており、一般道でも注意が必要です。

9日(日)以降は北日本や北陸、近畿北部や山陰の路線を中心に雪による速度規制や冬タイヤ規制、一部の区間で通行止めとなる可能性があります。

高速道路だけではなく、一般道でも広範囲で影響が出るおそれがあります。山沿いだけでなく平野部でも積雪急増による車の立ち往生に警戒が必要です。

車での移動を予定している方は、できるだけ予定の変更など検討してください。また、無理なノーマルタイヤでの運転は避け、少しでも不安がある場合は運転を控えるようにしてください。

＜鉄道＞運休や運転見合わせ

＜在来線の影響予測＞
7日(金)は東北日本海側や北陸地方の山沿いの路線を中心に大雪や吹雪となり、運転見合わせや一部運休となるおそれがあります。その他のエリアでも遅延や一部運休となる可能性があります。

夜になると西日本の各地でも影響が広がり、8日(土)は北海道や山陰、近畿北部や東海地方の路線でも運転見合わせや運休が発生すると考えられます。

9日(日)以降は北日本や北陸、西日本の日本海側の路線を中心に遅延や一部運休など影響が残る予想です。

また、関東の房総半島や東北日本海側の路線、瀬戸大橋線では強風の影響で遅延の可能性があります。

＜新幹線の影響予測＞
8日(土)にかけて、岡山～博多間や名古屋〜新大阪間でも雪雲が流れ込み、東海道新幹線や山陽新幹線で遅延や一部運休が生じるとみています。

また、山形新幹線・秋田新幹線も大雪により遅延や一部運休の可能性があります。

各鉄道会社のホームページなどで最新の運行情報を確認するようにしてください。

＜飛行機＞欠航または条件付き運航

7日(金)夜から8日(土)にかけて、東北日本海側や北陸、山陰、九州北部の空港を中心に雪や風が強まり、各空港で欠航または条件付き運航が発生すると考えられます。

その他の空港でも雪や風が強まるため、遅延や条件付き運航となる可能性があります。

9日(日)から10日(月)にかけては北日本日本海側や北陸、山陰の空港で、雪や風の影響で遅延の可能性があります。

空港付近の道路で通行止めが発生したり、電車が運休している可能性もあります。飛行機の運航情報だけでなく、到着空港から先の交通機関の状況も必ず確認してください。

11日(火)は建国記念の日で祝日のため、飛び石連休を利用して旅行などを予定されている方も多いかもしれません。最新の交通情報を確認し、安全第一でお過ごしください。