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各地で記録的な大雪に 週末にかけて更に積雪増のおそれ

ウェザーニュース / 2025年2月7日 16時35分

ウェザーニュース

4日(火)から続く一連の強い寒波で各地で記録的な大雪になっています。この週末も日本海側を中心に雪が続き、積雪が更に増すおそれがあるので厳重な警戒が必要です。

福島県では観測史上1位の積雪も

以下は14時現在のアメダス観測地点の積雪深のランキングです。

7日(金)14時の積雪深
アメダス観測地点名 積雪深 平年値 平年比
1 青森県酸ケ湯 398cm 320cm 124%
2 新潟県守門 322cm 199cm 162%
3 山形県大井沢 318cm 205cm 155%
3 山形県肘折 318cm 264cm 120%
5 福島県只見 285cm 172cm 166%
6 新潟県津南 283cm 213cm 133%
7 岐阜県白川 249cm 125cm 199%
8 福島県金山 233cm 116cm 201%
9 新潟県十日町 226cm 163cm 139%
10 福島県南郷 222cm 123cm 180%

8位の福島県の金山では積雪深が233cmに達し、観測史上1位の値となりました。その他の地点では観測史上1位ではなくても、観測値は平年値を大きく上回っていて今回の寒波がもたらす雪の量がいかに多いか垣間見えます。

ランキングの上位の地点は例年積雪の多い地点ですが県庁所在地や主要都市の積雪量をみても同様の傾向となりました。

青森県酸ケ湯を除いて積雪の多い地点は東北南部や北陸の内陸部の地点が多くなっています。

これはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる発達した帯状の雪雲の流れ込みが続いた影響だと考えられます。JPCZは上空の風や気圧の動向によりその位置を変えることがあります。JPCZが停滞すると短時間で積雪が急増するおそれがあるので警戒が必要です。

この週末も冬型の気圧配置が続き、内陸部を中心にさらに積雪が増すおそれがあります。除雪作業は安全を確保して、可能であれば複数人数で行うようにしてください。来週になると一連の寒波はようやく終息する予想です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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