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今日が寒気の影響ピーク 大雪の影響で名神・新名神など通行止め

ウェザーニュース / 2025年2月8日 6時25分

ウェザーニュース

冬型の気圧配置の強まりに伴い、上空に非常に強い寒気が南下しています。特に昨夜〜今日8日(土)昼間にかけてが一連の寒波の中でピークの大雪となり、名神・新名神・名阪の通行止めなどで交通や物流への影響が大きくなっています。

名古屋市街地などでも積雪 新潟市では56年ぶりの大雪

西日本の上空約1500mには−12℃以下という北国のような強い寒気が流れ込んでいます。この影響で東海〜九州の広範囲で雪が降っています。6時の積雪は、長崎市や京都市、名古屋市で1cm、山口市で5cmを観測しています。名古屋では市街地でも道路に雪が積もり始めました。

また、北陸でも雪が断続的に、一部の地域ではほぼ連続的に強く降っていて、積雪がさらに増加しています。佐渡島の風下にあたることで雪が降りにくい新潟市でもきのう夜のはじめ頃に雪が強まり、21時までの3時間に30cmの降雪が観測されました。きのう一日の降雪量は56cmに達し、新潟地方気象台での統計では1969年以来56年ぶりの大雪となっています。気象台は顕著な大雪に関する気象情報を発表して警戒を呼びかけました。

6時現在、大雪警報が岡山県、鳥取県、兵庫県、岐阜県、福井県、富山県、長野県、群馬県の一部に発表されています。

西日本は昼までがピーク 強風や低温も注意

西日本での寒気のピークは昨夜からきょう8日(土)の昼にかけてで、中国地方などでは午後はだんだんと小康状態に向かう見通しです。近畿北部や東海では今日いっぱい影響が続き、京都や名古屋でも道路に雪の積もる時間がありそうです。現在通行止めとなっている名神高速道路、新名神高速道路、北陸自動車道、名阪国道など、東西の幹線道路でも影響が長引く可能性があります。不要な移動は控えてください。


東北〜沖縄の各地では気温も低く、極寒が続きます。全国的に風も強く吹いているため、屋外ではいっそう寒さが堪えそうです。

北陸や東北日本海側では寒波の影響がさらに長引き、あす9日(日)頃にかけて断続的に、場所によってはほぼ連続的に雪が降り、積雪がさらに増加する予想です。これまでの4日間で1m以上の降雪が観測されていますが、多いところではさらに1m以上の降雪がある見込みです。短時間で積雪が急増すると、登り坂でのスタック・立ち往生で身動きの取れない車が多発し、長時間に及ぶ大規模な車両滞留に発展するおそれがあります。

また、雪かきや雪下ろしなどの作業をされる場合は、屋根からの落雪や転落事故、除雪・排雪機器での事故などに十分注意してください。山地では雪崩(なだれ)にも注意してください。




写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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