北海道や北陸などで断続的に強い雪 今日も積雪増加に注意
ウェザーニュース / 2025年2月10日 7時35分
先週からの寒波の峠は越えたものの、日本列島はまだ冬型の気圧配置が続いています。
今日も北海道や東北、北陸を中心に活発な雪雲がかかるタイミングがあり、積雪の増加には引き続き注意が必要です。
発達した雪雲が流れ込んでいるところも
寒波のピークは過ぎていて、広範囲での強い雪は落ち着いてきました。それでも北海道や東北北部の日本海側や北陸には発達した雪雲のラインが流れ込んでいて、1時間に5cm前後の雪の降っているところがあり、積雪が増加しています。
今朝6時までの6時間に新潟県津南町で23cm、北海道夕張市でも15cmの雪が降りました。津南町の積雪深は6時時点で318cmまで増えています。
落雪や雪崩に十分な注意を
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202502/202502100055_box_img1_A.png?1739140586)
今日はこのあとも同じようなところに日本海から雪雲が流れ込み続けます。北海道では道北日本海側や石狩湾の周辺、東北では青森県周辺で雪が強まりやすくなる予想です。北陸にはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の発達した雪雲が流れ込みやすく、午前中は1時間に5cm前後の降り方となることが考えられます。夕方から夜にかけては上空に寒気を伴った気圧の谷が通過する影響で、一時的に雪の強まるところがあり、夜遅くになると雪の強まりやすいエリアはやや西へ移動する見込みです。
今後24時間で、北陸の内陸部では新たに30〜50cmの積雪が見込まれています。北海道の石狩湾周辺でも20cm前後積雪が増える予想です。これまでの寒波で積雪が急増している地域では、屋根からの落雪の危険性が高まっていますので、除雪作業の際は十分に注意をしてください。また、山間部では雪崩の発生にも注意が必要です。
沿岸部では雪ではなく雨の降る時間帯もあり、霰(あられ)や雷を伴う可能性があるため路面状態の悪化などに注意が必要です。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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