今日12日(水)の天気予報 午後にかけ広範囲で雨 融雪による落雪や雪崩に注意

ウェザーニュース

■ 天気のポイント ■

・西日本から雨の範囲が拡大
・積雪ある地域は融雪災害に注意
・関東南部は風向き変わり“春一番”の可能性も

今日2月12日(水)は低気圧や前線の影響で天気が下り坂です。朝は晴れていても、午後は雨や雪の降りだす所が多くなります。北陸や東北の平地でも雪ではなく雨の所が多く、融雪による屋根からの落雪やなだれ、雪の重みによる小屋の倒壊などに注意が必要です。

西日本から雨の範囲が拡大

九州では朝から雨が降っていますが、このあとは中国・四国地方でも雨が降りだし、朝は晴れている近畿や東海などでも午後から雨雲が接近します。一時本降りの雨になる可能性があるため、外出には傘をお持ちください。

南から暖かな空気が流れ込むため、天気が崩れる割に気温は高めで推移する予想です。

積雪ある地域は融雪災害に注意

寒波によって積雪が急増した北陸や東北なども雨になる所があり、気温も上昇することで雪どけが急速に進むとみられます。日本海側の山沿いを中心になだれ注意報が出ています。屋根からの落雪やなだれ、河川の増水などのおそれがあるため注意が必要です。雪の重みによる小屋やビニールハウスの倒壊も懸念されます。

夕方以降は風も強まりますので、横殴りの雨や吹雪にも注意をしてください。

関東南部は風向き変わり“春一番”の可能性も

関東は午前中を中心に晴れる所が多くなります。午後は段々と雲が増え、夜はにわか雨の可能性がありますので、帰りが遅くなる場合は折りたたみの傘など雨具があると良さそうです。

南部の沿岸部は風も強まり、強風の範囲が拡大すれば春一番となるかもしれません。昨日の空っ風とは風向きが変わり、南風の強いエリアでは午後はあまり気温が下がらない予想です。