午後は雨の範囲が拡大 晴れていても油断禁物 なだれ等にも注意

ウェザーニュース

今日12日(水)は全国的に天気が下り坂で、午後は雨や雪の降りだす所が多くなります。朝は晴れている所でも帰り道は傘の出番となるところがありそうです。

積雪のある地域では雨で融雪が予想されるため、屋根からの落雪やなだれ、雪の重みによる小屋の倒壊などに注意が必要です。

広島は雪から雨に

黄海にある前線を伴った低気圧が午後にかけて日本海に進み、今夜北日本を通過して北海道の東に進みます。この低気圧や前線の影響で全国的に天気が崩れる見込みです。

九州や中国地方の西部では朝から雨が降っていて、だんだんと東に拡大中です。広島県内では雪の所もありますが、このあとは次第に雨に変わる見込みです。

朝は晴れている近畿や東海などでも午後から雨雲が接近します。一時本降りの雨になる可能性があるため、外出には傘をお持ちください。

積雪ある地域は融雪災害に注意

寒波によって積雪が急増した北陸や東北なども雨になる所があり、気温も上昇することで雪どけが急速に進むとみられます。日本海側の山沿いを中心になだれ注意報が出ています。屋根からの落雪やなだれ、河川の増水などのおそれがあるため注意が必要です。雪の重みによる小屋やビニールハウスの倒壊も懸念されます。

夕方以降は風も強まりますので、横殴りの雨や吹雪にも注意をしてください。

関東南部は風向き変わり“春一番”の可能性も

関東は午前中を中心に晴れる所が多くなります。午後は段々と雲が増え、夜はにわか雨の可能性がありますので、帰りが遅くなる場合は折りたたみの傘など雨具があると良さそうです。

南部の沿岸部は風も強まり、強風の範囲が拡大すれば春一番となるかもしれません。昨日の空っ風とは風向きが変わり、南風の強いエリアでは午後はあまり気温が下がらない予想です。