キャリック氏、2年ものあいだうつ状態だったことを明かす…

超ワールドサッカー / 2018年10月10日 14時20分

写真:Getty Images

▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元イングランド代表MFマイケル・キャリック氏が、イギリス『タイムズ』のインタビューである期間、鬱状態だったことを明かしている。イギリス『BBC』が引用して伝えた。

▽2006年に移籍したユナイテッドで、引退した昨季までプレーしたキャリック氏。いくつものタイトルを獲得し、2007-08シーズンにはチャンピオンズリーグ優勝、2008年にはクラブ・ワールドカップ優勝などすべてを手にしてきたが、ある時期からうつ病にかかっていたことを明かした。

▽うつ病の引き金となったのは08-09シーズンのチャンピオンズリーグ決勝戦だった。前年度の優勝者ユナイテッドはバルセロナと対戦し0-2で敗北。あと一歩のところで当時歴史上初の大会2連覇には手が届かなかった。キャリック氏はその敗戦の責任は自分にあると責め、それから2年もの間、底知れない意欲低下に苛まれていたようだ。2010年の南アフリカ・ワールドカップの時をこう語っている。

「ワールドカップは夢だった。だけど実際のところ、私はそこに居たくなかった。すぐにでも家に帰りたかったんだ」

▽バルセロナ戦の1点目を、ボールを与えてしまった自分の責任だと背負うキャリック氏は当時のことを振り返った。

「あのゴールのあと、私は打ちのめされてしまった。自問自答したよ。『どうしてあんなことをしてしまったんだ』と。それからはずっと雪が降っていた。タフな1年だった。でもそれはまだ続いたんだ」

「前の年にチャンピオンズリーグを優勝していたんだ。だけどそんなの全く関係なかった。自分がひどく落ち込んでいるのがわかった。ああ、これが鬱なんだって思ったよ」

「1回限りのことじゃなかったから鬱だと感じたんだ。試合の後は気分が悪くなったり嫌な気持ちになることはあったけど、それは2日もあれば回復してた。だけどあの時はそうじゃなかった。妙な感じだったよ」

▽また、キャリック氏は自身がうつ病と戦っていたことを周りに隠していたようだ。

「鬱は自分の中だけにとどめておいた。家族でさえほとんど何も知らなかったんだ」

「これまでこのことについて話したことはなかったから、昔のチームメイトもこれを読んで初めて知ることになると思う。彼らも何も知らなかったからね」

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