【J1ピックアッププレビュー】上位生き残りを懸けた3連戦ラストマッチ!《鹿島vs広島》

超ワールドサッカー / 2019年6月30日 12時15分

写真:Getty Images

30日、明治安田生命J1リーグ第17節、鹿島アントラーズvsサンフレッチェ広島が、県立カシマサッカースタジアムで行われる。

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16でも対戦した両チームにとって、3連戦となる最後。ACLでは1勝1敗と五分の成績も、アウェイゴール差で鹿島が準々決勝進出を果たした。リーグ戦ではどのような結果が待っているだろうか。

◆ACLとは違う戦い、勝って上位キープへ〜鹿島アントラーズ〜

ACLでは第1戦をホームで戦い1-0で勝利、アウェイでの第2戦はシーソーゲームとなった中で敗戦となった。しかし、今シーズンも準々決勝に進出。チームとしては、敗戦自体は大きな痛手ではない。

一方で、その広島戦でDFチョン・スンヒョンが負傷交代。左ハムストリング筋損傷と診断されしばらく離脱することとなった。今シーズンは各ポジションでケガ人が相次いでいる状況だけに、さらに苦しい台所事情となるだろう。

それでも、町田浩樹や関川郁万ら若手も経験を積んでおり、大慌てすることではない。しっかりとチームとしての形を出し、これまで通りの戦い方ができるかだろう。また、ACLのアウェイゲームの後半のように、相手のシステム変更への対応力が問われることになる。同じ相手に連敗は避けたいところだ。

◆ACL敗退の悔しさを晴らせるか〜サンフレッチェ広島〜

対する広島は、試合に勝ちながらも勝負に負ける結果となった。それでも、ただ敗退したわけではなく、再びリーグ戦で上位に浮上するためにも、この鹿島戦は落とせないはずだ。

ACLの鹿島戦で逆転勝利を導いたのは、システム変更だろう。これまでの[3-4-2-1]を[4-4-2]に変更したことで、前線の厚みを作ることができた。もちろん、鹿島に先制されたことで3ゴールが必要になったことが理由でもあるが、チームとしては新たな戦い方を見つけたとも言えるだろう。

鹿島戦でスタートから[4-4-2]にすることはないと予想されるが、試合中の展開によってはオプションを手にできたことは大きい。リーグ戦で再浮上するためにも、鹿島に連勝することで自信を深めたい。

【予想スタメン&フォーメーション】
◆鹿島アントラーズ[4-4-2]

©️CWS Brains, LTD.
GK:クォン・スンテ
DF:永木亮太、犬飼智也、町田浩樹、安西幸輝
MF:レアンドロ、三竿健斗、レオ・シルバ、安部裕葵
FW:セルジーニョ、伊藤翔
監督:大岩剛
出場停止:なし
ケガ人が再び増えてしまった鹿島は、チョン・スンヒョンに代えて町田浩樹が第10節以来の先発に復帰すると予想。また、右にレアンドロ、トップに伊藤翔とACLからメンバーを変更すると予想する。ACLで活躍した土居聖真はベンチスタートか。

◆サンフレッチェ広島[3-4-2-1]
©️CWS Brains, LTD.
GK:中林洋次
DF:野上結貴、吉野恭平、佐々木翔
MF:清水航平、川辺駿、稲垣祥、柏好文
MF:森島司、渡大生
FW:ドウグラス・ヴィエイラ
監督:城福浩
出場停止:なし
鹿島戦で連勝し、再浮上したい広島はACLで出場停止だった稲垣祥が復帰。GK大迫敬介、MF松本泰志の日本代表コンビは欠場が濃厚。現状のベストメンバーで鹿島連続撃破を狙う。

【注目選手】
◆MF三竿健斗(鹿島アントラーズ)
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鹿島の注目選手はMF三竿健斗だ。シーズン序盤こそ途中出場が続いたが、初先発となった第9節以降は7試合連続で先発。チームのバランスを取る役割をしっかりとこなしている。中盤の攻防が試合のカギを握るだけに、コンビを組むであろうレオ・シルバといかに連携できるか。主導権を握るための活躍が期待だ。

◆MF川辺駿(サンフレッチェ広島)
Getty Images
広島の注目選手はMF川辺駿だ。今シーズンのリーグ戦はここまで全試合先発出場。チームを攻守で支える役割を担ってきた。それだけに、リーグ戦での低迷、ACLからの敗退には悔しい思いをしているはずだ。リーグ戦ホーム6連勝中の鹿島を相手に、飛び出しを含めたらしさを見せられるかに注目だ。

◆ホームの強さか、リベンジか

ACLを含めた3連戦のラストゲーム。互いに戦い方は頭に入っており、この2試合の反省をしっかりと生かせるかがカギを握る。

鹿島としては強みにできているホームゲームで負けるわけにもいかず、上位に迫るためにも落とすわけにはいかない。苦しい台所事情をいかに乗り切るか。チーム力が試される一戦で、ホームのサポーターの前で強さを見せられるかだ。

一方の広島は、ACL敗退の悔しさをいかに晴らせるかが焦点となる。アウェイでの試合は1-0で敗れており、良いイメージはないものの、ホームで勝利したことを自信に戦えるかだ。パワープレーで押し込む戦い方が通用することがわかっているだけに、いかにガマンして試合を進められるかもカギとなるだろう。

上位を伺える両チームの3連戦。1勝1敗で迎える試合は、30日の18時30分にキックオフを迎える。

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