“ガラスの天才”ショルが高精度FK含むハットトリック【ハットトリック・ヒーローズ】

超ワールドサッカー / 2020年8月30日 21時0分

写真:Getty Images

サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)

サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、元ドイツ代表MFのメーメット・ショル氏がバイエルン時代に決めたハットトリックだ。

◆“ガラスの天才”ショルが高精度FK含むハットトリック

カールスルーエでのデビューの後、キャリアの大半をバイエルンで過ごしたショル氏。故障に悩まされながらも、在籍15年で公式戦469試合に出場し117ゴール105アシストを記録し、21ものタイトルを獲得した。

フリーキック(FK)の精度も抜群であり、2003年2月15日に行われた1860ミュンヘン戦では、FKも含めてハットトリックを達成している。

前半をゴールレスで折り返し迎えた58分、バイエルンはボックス左手前でFKを獲得すると、ショルのシュートはカーブを描きゴール左のポストへ直撃、そのままゴールネットを揺らした。

さらに69分には、カウンターのチャンスからFWクラウディオ・ピサーロのパスを受けたショルが、距離を詰めてきた相手GKの頭上を越す技有りのチップキックで追加点を奪う。

その後、バイエルンが4-0とリードを広げると、80分、相手の左サイドをえぐったMFセバスティアン・ダイスラーの折り返しにショルが詰め、ハットトリックを達成。試合はそのままバイエルンが5-0でミュンヘン・ダービーを大勝で飾っている。

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