C大阪が柿谷の今季初弾で阪神ダービー制し6連勝! 前半に都倉一発退場も圧巻の堅守で逃げ切る《J1》

超ワールドサッカー / 2020年9月16日 21時7分

明治安田生命J1リーグ第25節のヴィッセル神戸vsセレッソ大阪が16日にノエビアスタジアム神戸で開催され、アウェイのC大阪が1-0で勝利した。

神戸のACL参戦に伴う、前倒し開催となった今季2度目の“阪神ダービー”。

直近5戦未勝利(1敗4分け)で11位に低迷する神戸は、土壇場でドローに持ち込んだ前節のFC東京戦から先発3人を変更。飯倉、初瀬、安井に代わって前川、大崎、イニエスタが起用された。

一方、5連勝で2位に付ける絶好調のC大阪は、逆転勝利した横浜F・マリノス戦からこちらも先発3人を変更。片山、坂元、清武がベンチスタートとなり、丸橋、西川、柿谷が先発に入った。

白熱のゴールレスドローとなった前回対戦に続き、神戸ホームの今回の一戦も拮抗した展開に。イニエスタを起点にボールを握る神戸は、遅攻に加えて相手のビルドアップのパスを引っ掛けて波状攻撃を狙う。だが、中央をきっちり締める相手の堅守を前にイニエスタや古橋のシュートも決定機には至らず。

一方、相手にボールを持たせる入りとなったC大阪だが、持ち味の堅守でうまく受け止めながら、都倉と奥埜の2トップをシンプルに使った攻めから先制点を狙う。その流れの中で幾度かセットプレーのチャンスを得るが、こちらも相手守備に脅威を与えるまでには至らない。

その後も拮抗した展開が続く中、30分過ぎに試合の流れを大きく左右するアクシデントが発生。C大阪が相手セットプレーからロングカウンターを仕掛けてボックス左に侵攻した都倉がシュート。これをGK前川が一度弾いてボールを確保した際、都倉がアフターで左足を振ってしまい、これが前川の顔面を直撃。都倉にはレッドカードが掲示された。

一方、額から流血した前川には脳震とうの疑いがあったものの、メディカルスタッフによる診断の結果、プレー続行にゴーサインが出て止血した後にプレーに復帰。再開直後の39分には柿谷の強烈なシュートを浴びたが、前川は冷静にキャッチした。

その後、数的不利を負ったアウェイチームは西川を下げて片山を投入し、前線に柿谷1人を残す[5-3-1]の布陣に変更。これに対してホームチームが数的優位を生かして猛攻に打って出るが、45分に相手ボックス内で訪れたイニエスタの決定機は相手DFの好守に阻まれ、前半のうちに先制することはできなかった。

後半も自陣深くに堅固なブロックを敷くC大阪に対して、数的優位の神戸が3バックの攻撃参加を使うなど、人数をかけた攻めで攻略を図る。だが、自陣ボックス付近で高い集中力を保つ相手の守備に手を焼く。

すると、62分には数的不利のC大阪がワンチャンスを生かし切って先制に成功する。セットプレーの二次攻撃から相手陣内右サイドで粘ったデサバトがアーリークロスを入れると、これに斜めのランニングで反応した柿谷がボックス右でヘディングシュート。ゴール左隅の完璧なコースへ流し込み、待望の今季リーグ戦初ゴールとした。

一瞬の隙を突かれてリードを許した神戸は68分、酒井、大崎、西といずれもディフェンスの選手を下げて初瀬、郷家、小川とより攻撃的な選手をピッチへ送り込む3枚替えを敢行。リスクを冒した攻撃で猛攻を仕掛けていく。

試合終盤にかけては専守防衛のアウェイチームに対して、神戸がダンクレー、フェルマーレンを前線に残す力業でゴールをこじ開けにかかる状況が続く。だが、この攻防は競り負けても自由にシュートは許さないC大阪の堅守に軍配。

そして、都倉の退場により60分近くを10人で戦いながらも柿谷の殊勲の今季初ゴールを守り抜いたC大阪が6連勝を飾った。敗れた神戸はリーグ6戦未勝利と苦境が続く。

ヴィッセル神戸 0-1 セレッソ大阪
【C大阪】
柿谷曜一朗(後17)

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