三好康児スタメンのアントワープがスパーズ相手に金星! 三好は決定機演出など好パフォーマンス《EL》

超ワールドサッカー / 2020年10月30日 4時55分

写真:Getty Images

ヨーロッパリーグ(EL)・グループI第2節、アントワープvsトッテナムが29日に行われ、ホームのアントワープが1-0で勝利した。なお、アントワープMF三好康児は先発出場し58分までプレーした。

ルドゴレツとの初戦を2-1で制したアントワープは、連勝を目指してグループ本命の強豪トッテナムをホームで迎え撃った。そのルドゴレツ戦でELデビューを飾った三好は2試合連続で右ウイングバックのポジションでスタメンを飾った。

一方、トッテナムはLASKリンツとの初戦を3-0で勝利し、順当に白星スタート。直近のリーグ戦でもバーンリーに競り勝って公式連勝中だ。今回の試合ではケイン、ソン・フンミン、ホイビュルクら一部主力を温存し、デレ・アリ、負傷有明けのロ・チェルソらを先発起用。[4-2-3-1]の布陣を採用し、最前線にカルロス・ヴィニシウス、2列目に右からベイル、デレ・アリ、ベルフワインが並んだ。

立ち上がりに良い入りを見せたのはホームのアントワープ。前から激しい圧力をかけながら球際の勝負でも互角以上のプレーを見せる。その中で三好は右サイドで高い位置を取りながら、積極的にカットインを仕掛けて10分にはボックス手前で右足を振り抜くが、ここは相手DFのブロックに遭う。さらに、ホームチームは13分にも右CKの場面でニアへ飛び込んだゲルケンスがフリーでヘディングシュートを放ったが、ここは枠の右に外れた。

相手の勢いに呑まれて予想外に押し込まれる入りとなったトッテナムだが、時間の経過と共に相手の戦い方にアジャストし、攻勢に転じていく。中盤と前線の連係がしっくりと行かず、連動した攻撃は少ないものの、カウンターやシンプルな仕掛けからロ・チェルソ、ベルフワインと相手GKを脅かすシュートを放っていった。

前半半ばを過ぎても一進一退の攻防が続く中、ホームチームが先制に成功する。29分、相手最終ラインのDFベン・デイビスにプレッシャーをかけてボールを奪ったムボカニが、左でフリーのレファエロフに冷静にラストパスを送ると、レファエロフが豪快な右足のシュートでゴールネットを揺らした。

その後はビハインドのトッテナムが反撃に出る形となったが、アントワープも43分にボックス右に抜け出した三好に絶好機が訪れるが、体勢を崩しながら折り返したボールはDFのクリアに阻まれた。

格下相手に0-1のスコアで試合を折り返したトッテナムはハーフタイムに4枚替えを敢行。ヴィニシウス、デレ・アリ、ロ・チェルソ、ベルフワインを下げてソン・フンミン、ホイビュルク、ルーカス・モウラ、ラメラを投入した。

一方、後半も集中した入りを見せたアントワープは三好が魅せる。54分、後ろに戻る動きでオフサイドをかいくぐってボックス左でボールを引き出すと、絶妙な折り返しを供給。だが、ゴール前でフリーのムボカニがシュートを大きくふかしてしまう。

選手交代も実らずにビハインドが続くトッテナムは58分、ノーインパクトのベイルを下げてエースのケインを投入。アントワープでは攻守にハードワークを見せた三好がお役御免となり、アウレリオ・ブタとの交代でピッチを退いた。

この交代によってトッテナムが押し込む時間が長くなり、ソン・フンミンにボックス内で幾度も良い形でボールが入るが、最後のところで身体を張るアントワープ守備陣をあと一歩で崩し切れない。逆に、72分には相手のロングカウンターからユクレロドにボックス付近まで抜け出されるが、ここは相手のシュートミスに救われた。

試合終盤にかけてもリスクを冒して攻撃を仕掛けるトッテナムだが、アタッキングサードでのプレー精度を欠き集中したホームチームの守備を前に決定機さえ作り出せない。90分にはボックス内でのケインのキープからソン・フンミンにシュートチャンスも、ここは相手DF2枚の決死のブロックに阻まれた。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ホームで金星を挙げたアントワープがグループステージ2連勝で首位に立った。一方、敗れたトッテナムはエバートンとのリーグ開幕戦以来となる公式戦11試合ぶりの黒星となった。

なお、同日行われたグループIのもう1試合、LASKとルドゴレツの試合は4-3でホームのLASKが初勝利を挙げている。

アントワープ 1-0 トッテナム
【アントワープ】
レファエロフ(前29)

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