L・ペレイラがゴールから退場の独擅場! 虎の子の一点を守り切った広島がアウェイでC大阪に完封勝利!《J1》
超ワールドサッカー / 2020年11月21日 17時57分
明治安田生命J1リーグ第28節、セレッソ大阪vsサンフレッチェ広島が21日にヤンマースタジアム長居で行われ、1−0で広島が勝利した。
来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権が与えられる3位以内を目指すC大阪は、現在勝ち点49で5位に位置。3位の名古屋グランパスとは2試合消化が少ないながらも勝ち点差「3」となっており、トップ3フィニッシュの可能性は大いに残っている。だがここ3試合は1分け2敗と足踏みしており、前節は下位に沈む清水エスパルスに1-3で敗れた。
一方の広島は5試合負けなしではあるものの、連勝に恵まれず前節も横浜FCとドロー。順位も9位と鳴かず飛ばずで、なかなか内容と結果が伴わない試合が続いている。
スタメンに関しては、C大阪は前節から3人変更。横浜FC戦で多少主力を落としていた広島は5人変更となった。
試合は互角の攻防を見せる。立ち上がりのCKで都倉がヘディングシュートを放ったC大阪に対して、広島もレアンドロ・ペレイラがヘディングシュートでゴールに迫る。広島は19分にも浅野が得たFKを森島が狙ったが、ここはGKキム・ジンヒョンの正面。森島はさらに速攻からシュートまで運んだが、相手のブロックに遭い枠に飛ばせず。
一進一退の攻防は24分に動いた。味方のバックパスを受けた川辺がワンタッチで左サイドに展開。抜け出した東のクロスはDFにカットされてしまうものの、こぼれ球を拾ったレアンドロ・ペレイラがボックス手前から右足シュートを突き刺し、アウェイチームが先制に成功した。
その後、ヒートアップしてイエローカードが連発したC大阪に対して、広島も報復行為に及んだレアンドロ・ペレイラが警告を受けるなど、ややダーティな展開に。
後半から、1点ビハインドのC大阪は松田と都倉を下げて、丸橋と西川を投入。さらに58分に奥埜とブルーノ・メンデスもピッチへ送り出したC大阪はその直後、味方のロングボールの跳ね返りをボックス内で拾った清武が巧みなタッチからゴール前に抜け出すが、ここは絶妙なタイミングで前に出たGK林に止められた。
少しずつ劣勢に立たされるようになった広島。そんな中63分、相手へのファウルで2枚目のイエローカードを受けたレアンドロ・ペレイラが退場に。大きくゲームプランを狂わせてしまう事態となってしまった。
こうなると試合はC大阪のペースに。73分にクロスのこぼれ球から坂元がクロスバー直撃の鋭いシュートを見舞うと、75分には丸橋のヘディングシュートでゴールに迫る。
押し込まれる広島は76分に茶島を下げて井林を投入し、明確なメッセージを送る。しかしながらC大阪の勢いは衰えず、85分には途中出場の高木のシュートを浴びるも、GK林が見事セーブ。
試合終了間際には、清武のクロスを頭で合わせたブルーノ・メンデスのシュートが枠を捉えるが、ここもGK林が集中した守りでゴールを許さず。結局、前半のリードを死守した広島が1-0で勝利を収め、6試合負けなしとした。
セレッソ大阪 0-1 サンフレッチェ広島
【広島】
レアンドロ・ペレイラ(前24)
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