ペペ愚行退場にサカ負傷交代…リーズの猛攻耐え抜きドローもアーセナルの今後に不安…《プレミアリーグ》

超ワールドサッカー / 2020年11月23日 3時35分

写真:Getty Images

プレミアリーグ第9節、リーズ・ユナイテッドvsアーセナルが22日にエランド・ロードで行われ、0-0のドローに終わった。
 
インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節でアストン・ビラに完敗した11位のアーセナルが、連敗中で15位に沈むリーズのホームに乗り込んだ一戦。
 
直近4戦3敗と低調な戦いが続くアーセナルはアルテタ監督への風当たりも強くなり、批判を払しょくするうえでは勝ち点3が必須。鬼才ビエルサ率いる難敵との一戦ではビラ戦から先発4人を変更。負傷のトーマス、新型コロナウイルスの陽性判定が出たエルネニーの代役にジャカとセバージョス、ブカヨ・サカとラカゼットに代えてジョー・ウィロックとペペを起用した。また、布陣を[3-4-3]から[4-2-3-1]に変更した。
 
注目の戦術家同士による試合は経験で勝るアルゼンチン人指揮官の率いるホームチームが立ち上がりから主導権を握る。
 
いつも通り、強度が高いマンマーク守備でアーセナルの攻撃をうまく封じ込めるリーズは中央のフィリップスやクリッヒを経由したサイドアタックを起点に序盤から押し込んでいく。
 
12分には左サイドを深くえぐったアリオスキのマイナスの折り返しをゴール前のバンフォードがワンタッチで合わせるが、ここはGKレノの守備範囲。その後もサイドバックの攻撃参加を生かしてサイドで数的優位を作り出し、際どいクロスを浴びせ続けるが、最後の場面で精度を欠く。
 
一方、なかなか守備がハマらず、攻撃のターンを与えてもらえないアーセナルは散発ながらカウンターから相手陣内深くまで侵攻するが、セバージョスやオーバメヤンらのシュートは枠を捉え切れず。
 
前半半ばから終盤にかけては完全にリーズペースとなり、31分にはエイリングのクロスのこぼれ球をゴール前のバンフォードが左足でシュート。だが、枠を捉えたこのシュートはGKレノの好守に遭う。結局、前半に相手の2倍以上となる13本のシュートを放ったが、ゴールをこじ開けることはできなかった。
 
失点こそ免れたものの、前半枠内シュート0に終わったアーセナルは守備に終われていたウィリアンを下げてネルソンをハーフタイム明けに投入。だが、立ち上がりの52分に思わぬアクシデントが発生する。
 
前半からフラストレーションを溜めていたペペが、流れの中でのポジション取りの場面でアリオスキに押された際に頭突きを敢行。すると、オンフィールドレビューでこれが暴力行為と判断され、レッドカードが掲示された。ペペの愚行により、前半からの劣勢に加えて数的不利を背負うことになり、アルテタ監督はウィロックを下げて、より個で打開できるサカを57分に投入した。
 
一方、相手が10人での戦いに慣れる前にゴールをこじ開けたいリーズはリスクを冒して攻勢を強めると、64分には右サイドからドリブルで内へ切り込んだラフィーニャからパスを受けたダラスがボックス手前から強烈な左足のシュートを枠の左上隅に飛ばすが、ここはGKレノの見事なワンハンドセーブに阻まれる。
 
完全に押し込みながらも最後の一押しが足りないリーズはロドリゴ、ポベダとアタッカーを続けて投入。79分にはロドリゴがボックス右角から得意の左足を振り抜くが、これは惜しくもクロスバーを叩く。直後の83分にもボックス右で仕掛けたポベダがシュートまで持ち込むが、今度はGKレノのセーブに遭う。
 
一方、勝ち点1を念頭に置きながらも虎視眈々とカウンターを狙うアーセナルは84分、ベジェリンの長い持ち上がりからの絶妙なスルーパスにサカが抜け出すが、ボックス内でのGKとの一対一はメリエの冷静な対応もあり、決め切ることができない。
 
試合終盤にかけてはリーズが猛攻に打って出るが、バンフォードのヘディングシュート、ラフィーニャのゴール至近距離からのシュートがいずれも枠に嫌われるなど、最後までツキに恵まれず、試合は0-0のままタイムアップ。
 
敵地で最低限の勝ち点1を持ち帰ることになったアーセナルだが、ペペの複数試合でのサスペンションに試合終了間際には途中投入のサカが負傷交代するアクシデントにも見舞われ、今後に向けて大いに不安を残す結果となった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング