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【CLプレビュー】絶好調のホームチーム優位か! 好対照の両チームがCL初対決《セビージャvsドルトムント》

超ワールドサッカー / 2021年2月17日 18時30分

写真:Getty Images

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、セビージャvsドルトムントが日本時間17日29:00にサンチェス・ピスフアンでキックオフされる。絶好調のセビージャ、不振にあえぐドルトムントと好対照のチーム同士が対峙するCL初対決だ。

昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)王者として今大会に臨んだセビージャは、チェルシーとFCクラスノダール、スタッド・レンヌと同居したグループEを順当に2位で突破した。

さらに、ロペテギ体制2年目でチームとしての成熟度を増すアンダルシアの雄は、ラ・リーガにおいてもマドリード勢、バルセロナと堂々と渡り合い、僅差の4位に位置している。とりわけ、直近はラ・リーガ5連勝を含む公式戦9連勝と絶好調。先日のコパ・デル・レイ準決勝1stレグでは復調気配を漂わすバルセロナに2-0で完勝するなど結果、内容共に充実ぶりを見せつけている。

一方、ラツィオ、クラブ・ブルージュ、ゼニトと比較的恵まれたグループEに入ったドルトムントは開幕戦こそラツィオに大敗したものの、以降は順調に勝ち点を重ねて首位通過を果たした。

ただ、国内リーグでは昨年11月以降から取りこぼしが目立ち始めると、CLグループステージ終了直後の12月13日にファブレ前監督を電撃解任。アシスタントコーチを務めていた38歳の青年指揮官テルジッチを暫定指揮官に据えるも、直近の5試合では1勝3敗1分けと調子が上向くことなく、首位バイエルンと16ポイントの6位に低迷している。なお、15日にはボルシアMGを率いるマルコ・ローゼ監督の来季新指揮官就任内定が発表されており、このビッグニュースがチームに与える影響にも注目が集まるところだ。

なお、CLでは初対決となる両チームだが、2010-11シーズンのELグループステージで対戦したことがあり、当時ユルゲン・クロップが率い、日本代表MF香川真司らを擁したドルトムントを相手にセビージャが1勝1分けの戦績を残している。

◆セビージャ◆
【4-3-3】
▽セビージャ予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.

GK:ブヌ
DF:ヘスス・ナバス、クンデ、ジエゴ・カルロス、エスクデロ
MF:ジョルダン、フェルナンド、ラキティッチ
FW:スソ、エン=ネシリ、パプ・ゴメス

負傷者:DFアクーニャ、ヘスス・ナバス、FWオカンポス
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはアクーニャとオカンポスの欠場が確定。ただ、カピタンのヘスス・ナバスに関しては全体練習に復帰しており、間に合う可能性が出てきている。

スタメンに関しては2-0で快勝したバルセロナとのコパ・デル・レイ準決勝初戦のメンバーが起用される可能性が高い。ただ、アレイシ・ビダルに代わってヘスス・ナバスの復帰を予想する。

◆ドルトムント◆
【4-2-3-1】
▽ドルトムント予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ヒッツ
DF:モレイ、アカンジ、フンメルス、ラファエウ・ゲレイロ
MF:ジャン、ベリンガム
MF:レイナ、ロイス、サンチョ
FW:ハーランド

負傷者:GKビュルキ、DFピシュチェク、ザガドゥ、シュメルツァー、MFヴィツェル、アザール
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては守護神ビュルキ、ピシュチェク、ヴィツェル、アザールら数人の主力を欠くことになる。さらに、妻が第一子出産を控えるデラネイがチームに帯同せず、ドルトムントに残っており、試合当日に合流する可能性もあるが、欠場が見込まれている。

スタメンに関してはデラネイの状況次第だが、ジャンの起用法に注目が集まる。直近のリーグ戦2試合では右サイドバックで起用されていたが、いずれの試合でも勝ち点3を奪えておらず、中盤に強度をもらたす存在としてこの試合ではセントラルMFでの起用が見込まれる。これに伴い、負傷明けのムニエ、あるいは母国凱旋のモレイが右サイドバックに入るとみる。そのほかのポジションではブラントがベリンガムかレイナに代わって起用される可能性もありそうだ。

★注目選手
◆セビージャ:DFジュール・クンデ
Getty Images

セビージャの注目プレーヤーはビッグクラブ注目の若手センターバック。昨夏、ボルドーから加入したクンデは快足を生かした守備範囲の広さと優れたタックル技術を武器に、高さと強さを特長とするジエゴ・カルロスとの補完性抜群のコンビでラ・リーガ屈指の堅守に貢献。

さらに、今季は積極果敢な持ち上がりや後方からの配球にも磨きをかけており、右サイドバックとセンターバックとして台頭した若き日のDFセルヒオ・ラモスと比較する声も挙がっている。先日のバルセロナ戦では相手の拙守はあったものの、果敢な攻撃参加から圧巻のゴールを奪っていた。

すでにマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリー、パリ・サンジェルマンなど国内外のビッグクラブの関心を集める逸材は、同じく今夏の移籍市場の注目株であるハーランドとのマッチアップが見込まれるドルトムント戦が自身の価値をさらに高めるうえでの重要な試金石となる。ここで怪物ストライカーを完璧に封じ込めれば、今夏のステップアップをより確実なモノにできるはずだ。

◆ドルトムント:FWアーリング・ハーランド
Getty Images

ドルトムントの注目プレーヤーは不振のチームでひとり気を吐く若きエース。2020年1月の加入以降、公式戦41試合39ゴールとほぼ1試合に1ゴールペースという驚異的なゴールペースを継続する若干20歳の怪物は、今シーズンも公式戦23試合23ゴールと抜群の存在感を示す。

ただ、チーム自体はブンデスリーガで6位に甘んじるなど、エースとしては歯がゆい思いが続いている。今回の対戦相手であるセビージャは攻守にバランスが取れた好チームなうえ、直近は公式戦9連勝中と好調を維持。そのため、ドルトムントにとっては敵地で難しい戦いを強いられることになるはずだ。

とりわけ、ソリッドさを欠く守備陣が無失点で耐え切れる可能性は低く、ドルトムントが勝利を持ち帰るためには打ち合いを制する必要がある。その中でクンデとジエゴ・カルロスの強力コンビと対峙するハーランドのパフォーマンスがいつも以上に重要となる。

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