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【日本代表プレビュー】いよいよ始まる最終予選、不測の事態が続く中でW杯への第一歩を踏み出せるか/vsオマーン代表【カタールW杯最終予選】

超ワールドサッカー / 2021年9月2日 11時50分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

2日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選が開幕する。

7大会連続7度目のW杯出場を懸けて、日本代表が戦う最終予選。オーストラリア代表、サウジアラビア代表、中国代表、オマーン代表、ベトナム代表とのグループで2位以内に入れば出場権を獲得できる。

また、3位になればもう1グループの3位と対戦。勝てば、大陸間プレーオフで出場権を懸けて戦うこととなる。

9月にスタートする最終予選は、10月、11月、2022年の1月、3月と5カ月で各2試合を行い、あっという間に終了する日程だ。しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響もあり、開催地が未定の場合などあり、短期間ながらも色々な要素を孕むことになりそうだ。

◆前回の失敗は繰り返さない


日本の初戦の相手はオマーン。グループ内ではFIFAランク上4番手に位置付けされているチームだ。

そんな中、日本代表にとっては不測の事態がすでに起きている。まず、今回は24名が招集されたが、DF冨安健洋が8月31日にアーセナルへと移籍が決定。メディカルチェックなどの関係で代表合流が間に合わず、オマーン戦は出場ができない。

さらに、MF守田英正(サンタ・クララ)も移動の関係で、試合の3日前の到着ができず。オマーン戦は出場不可能となった。

その2名に加え、MF板倉滉(シャルケ)が負傷のために、1日にチームを離脱。代役にDF昌子源(ガンバ大阪)が招集を受けた他、MF南野拓実(リバプール)も前日練習に姿を見せなかった。

初戦でいきなり多くのアクシデントが起こった日本だが、最終予選を戦う上では、出場停止やケガなどでこのような事態は起こるはず。柴崎岳や吉田麻也が取材で答えたように「チーム力を高める」ということがいかに重要かは初戦を前にして思い知らされたはずだ。

とはいえ、1チーム2カテゴリーでやってきたチームだけに、あまり大きな心配はないとも言える。その上でもしっかりと結果を残すことが求められるだけに、選手たちのパフォーマンスに期待がかかる。

2018年のロシアW杯に向けた最終予選では、初戦のUAE代表戦でまさかの逆転負け。酒井宏樹は「大変なことをしたと痛感した」と語ったように、初戦で、しかもホームで負けるということの大きさは知っている選手が多い。2次予選のようにいかなくとも、しっかりと主導権を握ったサッカーを見せてもらいたい。

◆侮ることはできないオマーン

対するオマーン代表は、クロアチア人のブランコ・イバンコビッチ監督がチームを指揮。2019年のアジアカップでも対戦したが、その時とはチームも変わっている。

2次予選では開催国であるカタール代表と同じグループに入り、6勝2敗の2位。カタールには連敗したが、それ以外は全勝と、力がないチームではない。

また、前述のアジアカップでも日本はPKの1点のみで1-0の勝利と苦しまされた相手だ。

これまで12回の対戦があるオマーン。特にW杯予選ではよく当たる相手であり、フランスW杯、ドイツW杯、ブラジルW杯と3大会の予選で対戦してきた。

対戦成績は9勝3分けと日本は一度も負けたことがない相手。20得点4失点とこれまでも危なげない戦いをしている。

一方で、ほとんどの試合は日本は1ゴールしか挙げられておらず、複数得点は4試合だけ。データから見ても、簡単な相手ではないことが理解できるだろう。

◆予想スタメン[4-2-3-1]

GK:権田修一
DF:酒井宏樹、植田直通、吉田麻也、長友佑都
MF:遠藤航、柴崎岳
MF:伊東純也、鎌田大地、古橋亨梧
FW:大迫勇也
監督:森保一

様々な要因で数人の選手を欠いている日本代表。大事な初戦は経験値の高い選手たちがピッチに立つと予想する。

GKは2次予選を無失点で終えた権田修一(清水エスパルス)だろう。継続して起用されてきた権田。実は最終予選は出場となれば初めてのこととなる。長らく出場機会がなかった権田にとって、森保ジャパンでやっと守護神の座を掴んだ状況。レベルの上がる最終予選でも無失点で抑えられれば、日本のW杯出場は間違いないだろう。

最終ラインは、冨安健洋(アーセナル)と板倉滉(シャルケ)が不在となった。右サイドバックの酒井宏樹(浦和レッズ)とセンターバックの吉田麻也(サンプドリア)は固いだろう。東京五輪でもコンビを組んだが、安定感をもたらせてくれるはずだ。

本来であれば冨安が起用されていたであろうCBには、植田直通(ニーム)が入ると予想する。昌子源(ガンバ大阪)は合流直後、中山雄太(ズヴォレ)も左サイドバックとして考えるのが自然だろう。佐々木翔(サンフレッチェ広島)も同様だ。そうなると、植田が候補となる。

そして左サイドバックだが、長友佑都(無所属)が入ると予想する。東京五輪で良いパフォーマンスを見せた中山も考えられるが、最終予選の初戦ということを考えると経験がものを言うはずだ。チームは決まらず、試合勘などは気になるが、長友と考えて良いだろう。

ボランチのコンビも1人は遠藤航(シュツットガルト)で間違い無いだろう。その相棒は、守田英正(サンタ・クララ)が出場不可、東京五輪でも組んだ板倉は離脱と人材が少ない。必然的に柴崎岳(レガネス)が入ると予想され、久々のコンビでどのようなパフォーマンスを見せるか楽しみだ。

2列目も難しい状況だ。右サイドは伊東純也(ヘンク)、トップ下は鎌田大地(フランクフルト)で間違い無いだろう。堂安律(PSV)や久保建英(マジョルカ)もいるが、スタートはA代表で結果を残している2人になるだろう。そして左サイドが注目だ。連続ゴールの期待もかかる南野拓実(リバプール)は前日練習に不在。起用は難しいと考えると、原口元気(ウニオン・ベルリン)なども考えられるが、ここは古橋亨梧(セルティック)を予想する。

初の欧州移籍となった古橋だが、ここまでクラブで絶好調。9試合で7ゴールを記録し、トップでも起用されるが左ウイングでの出場もしていた。右の伊東とともに縦への積極的な仕掛けや内に入っての絡みなどに期待だ。

そして1トップは大迫勇也(ヴィッセル神戸)だろう。今夏突然のJリーグ復帰となった大迫。ドイツではしばらくFWとしてプレーしていなかったが、神戸では1トップを任され、その感覚は日々磨かれているはずだ。

3月と5月の2次予選では2試合で8ゴールと大暴れ。最終予選を勝ち上がるにも、大迫のゴールが必要となるだろう。

W杯出場に向けた大事な最終予選の初戦。オマーン代表戦は、2日の19時10分から市立吹田サッカースタジアムで行われる。

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