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スタンドで昏倒したファンの命を助けた医師が回想…一般の方にも有事の際の対応呼びかけ「胸骨圧迫とCPRをすぐに」

超ワールドサッカー / 2021年10月18日 22時30分

写真:Getty Images

試合中にファンの男性がスタンドで昏倒し、試合が一時中断したニューカッスルvsトッテナムの一戦。その現場に立ち会った医師が一部始終を語った。イギリス『BBC』が報じた。

事故は17日に行われたプレミアリーグ第8節のニューカッスルvsトッテナムの一戦。新オーナーが買収し、初陣を迎えたニューカッスルは多くのファン・サポーターがスタンドに駆けつけ、新オーナーもスタンドでチームを応援した。

熱気に包まれたスタジアムだったが、事件は40分に訪れる。トッテナムのセルヒオ・レギロンが何かに気が付きアンドレ・マリナー主審に状況を伝えると、緊急事態を把握した主審が試合の一時中断を決断。DFエリック・ダイアーはベンチサイドに走って行き運営スタッフに対して、AEDを持っていくことを指示するなど、迅速な対応を見せていた。

この年配の男性サポーターはその後病院に運ばれて一命を取り留めたが、救護に当たったノースティーズ大学病院で働くトム・プリチャード医師が現場の状況を明かした。

「それはとても素早く起きていた。私はガロウゲート・エンドに座っていたが、何が起きているのかが分かった。ファンがスチュワードと救護隊を呼び、誰かにCPR(心肺蘇生)をしている女性がいた」

「A&E(救急医療)の医師として、私は自分が何か手伝えないかと思い、手を差し伸べに行った」

「セントジョーンズは、かなり素早くCPRをを引き継ぎ、私の別の友人も助けに来た」

「我々は除細動器を通して男性にショックを与えた。そして彼はとても幸運だった。なぜなら、集中治療医がすぐに到着し、心臓専門医が到着し、我々は彼を蘇生することができたからだ」

レギロンの気が付きや、ダイアーがAED(除細動器)を素早く準備したこともあり、一命を取り留めた男性。プリチャードさんは、救護に集中しており、試合が中断していたことも気がついていなかったとのこと。しかし、その行動は、多くのサポーターから称賛の拍手を浴びることとなった。

「私はオーバードライブに入り、純粋に手元にある問題に集中した。席に戻った時、試合が止まっていたことに気がついた。まだ前半だったんだ」

「私だけではない。別の医師の友人が私を助けてくれた。セントジョーンズは素晴らしく、ニューカッスルのクラブドクターが助けてくれた。私だけではなかった」

「ただ、私が席に戻り、1万人のファンが私に「ヒーロー」と歌った時、それは人生で最高の瞬間の1つになった」

医師としては当然の行動かもしれないが、とっさの判断で動けるのさすが。そのぷリチャードさんは、何かが起きた時のために、一般の人にも応急処置を学んでもらいたいとした。

「早期のCPR、早期の胸骨圧迫、早期の除細動の重要性を強調したい」

「それがこの男性の命を救った。だから、一般の人が誰かにこのようなことが起きた場合、胸骨圧迫とCPRをすぐに行う必要がある」

【動画】男性の命を救い、ファンから盛大な拍手が送られるプリチャードさん

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