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【日本代表プレビュー】アクシデントの日本、新戦力を試し勝利を掴み取れ/vsベトナム代表【カタールW杯最終予選】

超ワールドサッカー / 2021年11月11日 12時58分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

11日、日本代表はカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5戦、ベトナム代表戦をアウェイのハノイで戦う。

この試合で最終予選の半分が終了することになるが、日本はここまで4試合を終えて2勝2敗の勝ち点6。6チーム中4位という状況であり、W杯出場権を手にする2位以内、プレーオフに回る3位にも入れていない状況だ。

10月はサウジアラビア代表に敗れ窮地に立たされたが、ホームでのオーストラリア代表戦ではなんとか勝利し首の皮一枚繋がった状況。ただ、非常に厳しい状況には変わらない。

11月は上位2チームのサウジアラビアとオーストラリアが直接対決となり、どちらかは確実に勝ち点を伸ばせない状況。引き分けであれば、どちらも「1」しか積み上げられないことを考えると、日本としては連勝して差を詰めるチャンスだ。

アウェイ2連戦という過酷な戦いとなるが、今回も勝利が求められることには変わらない。

◆思わぬアクシデントに見舞われどうする



9月、10月と過去2カ月の予選はどちらも1勝1敗という結果に終わった分けだが、いずれも敗れたのは連戦の初戦。9月はホームでオマーン代表に、10月はアウェイでサウジアラビア代表に、0-1で敗れた。

試合内容が良くなったことも確かだが、我慢して戦っていた中で終盤に隙を突かれて失点するという展開も似ていた。

選手たちのコンディション問題もあった中、今回はベトナムへの入国が困難なこともあり、3つのグループに分かれて移動。海外組は一度日本へ移動してからベトナム入りするなどしていたが、ヨーロッパから直接ベトナム入りするチャーター機組がトラブルにより遅延。前日のトレーニングしかできないというぶっつけ本番状態となってしまった。

万全の準備を想定していた中、またしても森保一監督の前には試練が待っていることに。それでも「こういうアクシデント、想定外に起こるようなピンチを乗り越えて、目標を達成しなければいけない」と前日会見で口にし、トラブルを乗り越えなければいけないと強く意気込んでいた。キャプテンのDF吉田麻也も「良い経験」と語ったが「それも明日勝ってこそ」と、勝利してこそ意味があると口にしている。

試練続きの最終予選だが、ここで2試合を勝ち切れるかどうかが正念場。来年の残り4試合へ逆転の望みを繋ぐためにも、まずはベトナム戦の必勝が求められる。

◆最終予選勝ち点ゼロ


対するベトナムは、ここまでの4試合で4連敗。勝ち点を奪えておらず、最下位に位置している。

それでもアウェイで3試合を戦っている状況、さらに得点は4と日本よりも多い。一方で、10失点と守備が崩壊しているのも事実だ。

しかし、だからと言って甘く見てはいけない。これまで3回対戦経験があり日本が3勝。しかし、2019年1月のアジアカップで対戦した際には1-0で薄氷の勝利を収めていた。

フィジカル的に優れているわけではないものの、テクニックや運動量に優れているチーム。MF柴崎岳は「コレクティブさを非常に感じた」と語り、アンダー世代で対戦しているMF三笘薫は「アジリティが高く技術の高い選手が多い」とコメントしている。日本に似ている特徴もあり、簡単にはいかないだろう。

また、守備面でも5バックを敷いてスペースを消すという戦いを見せながらも、常に引いて守るという訳ではない。チャンスと見ればカウンターを仕掛けている状況。日本が主導権を握ることにはなるだろうが、しっかりとカウンターのケアをしなければ、オマーン、サウジアラビアのような失点を喫する可能性は十分にあるだろう。

◆予想スタメン[4-2-3-1]

GK:権田修一
DF:酒井宏樹、吉田麻也、谷口彰悟、旗手怜央
MF:田中碧、遠藤航、柴崎岳
FW:浅野拓磨、大迫勇也、三笘薫
監督:森保一

勝利しかないこの試合。前述の通り、ヨーロッパ組の11名がぶっつけ本番となることを考えると、スタメンの考え方は2つある。

1つは、コンディションのことを考えず、これまでのレギュラー組を主体とすること。そしてもう1つは、コンディションが整っている先乗り組をしっかりとメンバーに組み込むことだ。

森保一監督が公式練習で何を感じたのかが重要。「体調をしっかり回復させて、普段通りの力を発揮してくれれば、日本の力になってくれると思っています」と遅れて合流した選手たちの起用もあることは前日に示唆していた。

しかし、コンディションを無視すれば9月、10月の二の舞もあり得る状況。いくら休めたといえどそれは機内での話であり、予定が狂っているこの状況でも動かないということは未来を感じなくなる。

そこで考えられる予想スタメンは、主体として先乗り組が主体となると予想する。

まずGKは権田修一(清水エスパルス)だ。7日の夜にベトナム入りしている第一陣の1人で、コンディションも問題ない。これまでの最終予選4試合でもゴールを守っており、問題なく起用するだろう。

最終ラインが問題だ。まず第一陣のDF長友佑都(FC東京)、第二陣のDF酒井宏樹(浦和レッズ)は予定通りの現地入りを果たしている。一方で、主軸CBのDF吉田麻也(サンプドリア)、DF冨安健洋(アーセナル)は遅れた第三陣だ。

コンディション的には厳しい吉田と冨安だが、2人を起用しないと決めた場合はCBが本職なのはDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)だけとなる。そのため、どちらかは起用すると予想するならば、キャプテンの吉田になるだろう。

そして右サイドバックは酒井、もう1人のCBは谷口と予想するが、左サイドバックは疑問符が。このところのFC東京でのパフォーマンスを見る限り、長友の状態が良いとは言い難い。特に直近の横浜F・マリノス戦ではチームとして8失点を喫した上、長友は失点シーンにも絡んでいる。

また、個人の責任を問うという分けではないが、オマーン戦の失点、オーストラリア戦のFKに繋がったその前のプレーと、代表でも精彩を欠く場面がある。

そこで提案したいのがDF旗手怜央(川崎フロンターレ)だ。運動量は長友に負けないかそれ以上とも言えるものを持ち、上下動はなんら問題はない。さらに、元々前線の選手であるため攻撃のセンスは非凡なものがあり、川崎Fではインサイドハーフでもプレーするなど、プレーの幅が広い。新たな形のサイドバックという点、そして川崎Fでの成長ぶりを見ると、旗手を思い切って起用できるのは、ここがラストチャンス。この先に続く戦いを見据えても、旗手をスタメンに推したい。

そしてシステムは[4-3-3]が良いと考える。アクシデント絡みだが、MF南野拓実(リバプール)、MF堂安律(PSV)、MF鎌田大地(フランクフルト)とトップ下でプレーしてきた選手は軒並み第三陣。また、オーストラリア戦の戦い方を見ても、[4-3-3]は日本の活路を見出す1つの手だと言える。

そのため、中盤は第二陣で入国したMF遠藤航(シュツットガルト)をアンカーに、第一陣のMF柴崎岳(レガネス)、第二陣のMF田中碧(デュッセルドルフ)と予想する。

そして前線の3枚。中央は第一陣で入国しているFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)だろう。ケガ明けではあるが、復帰後にゴールも決めており「問題ない」と本人も口にしている。高さも生かせるため、ここはエースに期待だ。

そして右サイドは第二陣で入ったFW浅野拓磨(ボーフム)と予想。そして気になる左サイドだが、MF三笘薫(ユニオン・サン=ジロワーズ)を期待したい。

旗手を左サイドバックで使うという点で考えれば、川崎Fでコンビを組み、互いを理解していることは大きい。さらに、中盤に田中、CBに谷口を起用すれば、連係面は何も問題ないだろう。勢いのある三笘の代表デビューも、ここで一度見ておきたいところ。左サイドバックを長友にするのであれば、FW前田大然(横浜F・マリノス)が良いと考える。

いずれにしても、選手のコンディションを第一に考えたメンバー選考を森保監督には期待したい。自身が選んだ28人を信じ、ベトナム戦、オマーン戦の連勝を掴みとれるか。ベトナム戦は11日の21時にキックオフ。試合はDAZNが独占配信する。

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