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【2021-22プレミアリーグ前半戦総括】超WS選出の最優秀選手はベルナルド・シウバ! コロナ感染拡大でイレギュラーな前半戦に

超ワールドサッカー / 2022年1月6日 18時0分

写真:Getty Images

◆順位はおおむね予想通りも、コロナ感染際拡大でパニックに…

上位戦線はおおむね予想通りとなった。王者マンチェスター・シティは、開幕戦こそトッテナム相手に不覚をとってしまったものの、その後は何事もなかったかのように白星を並べた。第10節でクリスタル・パレスに敗れたのは意外だったが、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルなどリバプールを除く上位陣を軒並み蹴散らし、堂々の首位で前半戦を終えることに。一方、イギリス史上最高額での加入となったグリーリッシュは、序盤戦から重宝されたものの、2ゴール2アシストと物足りない結果に。本人も「初心に帰る必要がある」と前半戦を反省しているようだが、クリスマス前の夜遊びが報じられ、グアルディオラ監督からお灸を据えられることに。後半戦はさらなる活躍を期待したい。

そんなシティに次いで2位につけたのは覇権奪還を狙うリバプールだ。前半戦はわずか1敗という安定した戦いを見せた中、目を引いたのが攻撃力の高さ。加入5年目を迎えたサラーは、32ゴールを挙げた初年度に匹敵する勢いでゴールを量産。ユナイテッド戦のハットトリックなど、15ゴールを記録した。また、加入2年目のジョタも、早くも昨季の9ゴールを上回る10ゴールでサラーに追随。2人はプレミアリーグ前半戦におけるトップスコアラーだった。

欧州王者として臨んだチェルシーは3位でシーズンを折り返すことに。序盤戦では10人でリバプールと引き分けに持ち込むなど、代名詞となった堅守を全面に発揮した戦いを見せ、第14節までに喫した失点はわずかに「6」だった。しかし、第15節のウェストハム戦で3失点の黒星を喫すると、翌節のリーズ戦でも2失点。さらに次のエバートン戦でも失点を許し、5試合連続失点という無残な姿を晒してしまった。離脱者続出というエクスキューズがあっただけに、後半戦の立て直しに注目だ。

4位にはアーセナルが食い込んだ。チェルシーやシティと対戦した開幕直後は3連敗、その後もリバプールやユナイテッドなどビッグクラブ相手には遅れを取ったが、中堅以下との対戦が続いた第4節から第11節にかけては6勝2分けと波に乗り、折り返しにかけては4連勝と、勝つべき試合はモノにしたという印象だ。オーバメヤンが規則違反でアルテタ監督からお咎めを受けた一幕はあったものの、チーム力は着実に上がってきている。また、冨安健洋の活躍も期待したい。

マンチェスター・ユナイテッドは激動の前半戦に。クリスティアーノ・ロナウドの復帰やサンチョ、ヴァランといった実力者の加入に沸いたが、序盤から不安定な戦いが続き、2018年末から指揮していたスールシャール監督を11月24日に解任。後任には、モダン・フットボールの最先端を行くラングニック氏が半年契約で就任し、来季以降はコンサルタントという形でフロント入りすることが決まっている。新体制発足以降は調子を上げてきており、後半戦でチームがどのように変化していくか、刮目したい。

ユナイテッド同様に、前半戦の内にトッテナムも指揮官交代に踏み切った。新たにヌーノ監督を招へいして迎えた今シーズン、開幕節でシティ相手に金星を挙げて絶好のスタートを切ったものの、その後のロンドン・ダービー3連戦を全て落とすと、第10節終了時点で5勝5敗と低迷。11月1日にヌーノ監督を解任し、かつてチェルシーをプレミア制覇に導いたコンテ監督に託した。

イタリア人指揮官就任後はリーグ戦で無敗をキープしているが、トッテナムは他のチームとは様子は異なる。新型コロナウイルス感染の再拡大がイギリスで起こり、プレミアリーグは試合の延期を余儀なくされるなど、その影響をモロに受けてしまっている。特にクラスターが発生した同クラブでは2試合が延期を強いられており、加えて大雪の影響で第13節のバーンリー戦も中止となったため、通常より3試合も消化が少ない状況だ。

だが、緊急事態に陥っているのはトッテナムだけでない。上位陣ではユナイテッドや5位のウェストハムも1〜2試合が延期に。ただ、予定通りに試合をこなしているリバプールやチェルシーでもコロナ感染者が続出しており、指揮官らは延期を求める声を挙げていた。

【最優秀選手&監督】
★最優秀選手
◆ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)

Getty Images

シーズン前には移籍も取り沙汰されたベルナルド・シウバが前半戦のMVPだ。上述したグリーリッシュの加入もあり、今季は序盤が低下するかに思われたが、蓋を開けてみれば7ゴール1アシストと、チームトップスコアラーの大活躍。今季のベルナルド・シウバはそれだけでなく、迅速なトランジションでファーストディフェンダーとして非常に“利く”存在だった。まさに大車輪の活躍と言ったところか。ペップも手放しで絶賛しており、給与倍増のオファーの噂も流れている。

★最優秀監督
◆デイビッド・モイーズ(ウェストハム)
Getty Images

昨シーズンに1998-99シーズン(5位)以降最高位となる6位に導いたモイーズ監督は、今季も引き続き好調を維持している。開幕から白星の山を築くと、第11節でリバプール、第15節ではチェルシーを下すなど、第2勢力として上位に食い込んで見せた。また、5シーズンぶりの参戦となったヨーロッパリーグ(EL)でも、前身のUEFAカップも含めて初の決勝トーナメント進出を決めている。

今季は3バックと4バックを併用していた昨季から[4-2-3-1]に絞り、守備から攻撃への円滑性を高める戦い方にシフト。昨季から見せていた的を絞った守備に磨きがかかり、カウンターの鋭さも比例して増した。守備ではオグボンナがヒザの大ケガに見舞われる事態に見舞われたが、チェルシーから加入したズマをはじめ、ユーロ2020で躍動したチェコ代表の面々がさらに頼もしい存在に。攻撃ではボールコントロールに長けたフォルナルスを中心に、2年目を迎えたボーウェンが大きなアクセントとなっていた。

【期待以上】
★チーム
◆アーセナル
Getty Images

開幕3連敗を喫した時はどうなるかと思ったが、前半戦を終えてみれば4位と健闘したアーセナル。夏の移籍市場ではベン・ホワイトやラムズデール、そして昨季のレンタル加入でインパクトを残したウーデゴールを獲得するなど、3季目を迎えるアルテタ監督を大枚を叩いてサポートした。また、冨安健洋の加入も大きなサプライズとなったが、その冨安が期待以上の活躍。この男が右サイドバックに定着したことで守備が安定し、攻撃陣には大胆里安心感が芽生えるようになった。アカデミー上がりのサカやスミス・ロウの止まらない成長もファンにとっては見どころだ。

★選手
◆冨安健洋
Getty Images

夏の移籍市場が迫る中で急遽加入が決まった冨安。ボローニャでの前評判は高いものがあったが、初のプレミアリーグでもその実力は遺憾なく発揮された。チーム合流2日後に行われたノリッジ戦でいきなり先発デビューを果たすと、62分間のプレーでアルテタ監督の心を掴んだ。現地メディアも絶賛する中、以降は全試合で先発出場。ニューカッスル戦では絶妙なクロスからマルティネッリのゴールをお膳立てし、プレミア初アシストを記録した。現在は守備に重きを置いたプレー役割となっているが、ゆくゆくは攻守に躍動する姿を期待したい。


【期待外れ】
★チーム
◆レスター・シティ
Getty Images

昨季5位という成績を考えると、2試合未消化ながら10位で折り返したのは不調と言われても仕方がない。昨季はクラブ史上初のFAカップ制覇を果たし、今季で就任4シーズン目を迎えたロジャーズ監督には、いよいよ優勝争いが期待されていたが、蓋を開ければ17試合で6勝4分け7敗という結果に。攻撃がヴァーディ一辺倒だった上、ティーレマンスやエンディディがなかなか揃わなかったことも響いた。

★選手
◆オーバメヤン (アーセナル)
Getty Images

好調のアーセナルにおいて、一人心ここに在らずだったのがオーバメヤンだ。今季も主将として迎えたものの、第15節までに奪ったゴールは4得点。なかなかリーダーとして威厳が保てない日々が続くと、極めつけは規律違反によるチーム追放。12月上旬に一時海外渡航を許可されていたオーバメヤンだったが、帰国後の合流が遅れ、アルテタ監督の逆鱗に触れてしまった。第16節のセインツ戦から欠場が続いており、年明けにはガボン代表でアフリカネーションズカップに参加することから、早くても来年2月まで復帰はないと見られている。一方で、オーバメヤンの状況とは裏腹にチームは好調。このまま退団の可能性も否定できない。

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