「いる選手でどう勝つか」主軸CBを欠く日本代表、守田英正は声掛けについて「マイナス面をお互いに話して行く必要がある」
超ワールドサッカー / 2022年1月25日 17時55分
日本代表のMF守田英正(サンタ・クララ)が25日にメディアのオンライン取材に応対した。
日本代表はカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向け、24日からトレーニングキャンプを実施。海外組の5名を除く18名が参加して汗を流した。
守田も24日のトレーニングに参加し、ジョギングなどで汗を流し、2日目のトレーニングに備えた。
最終予選は昨年9月の2試合は起用されず、10月のサウジアラビア代表戦は試合終盤に出場していたが、10月のオーストラリア代表戦、11月のベトナム代表戦と、[4-3-3]のインサイドハーフとして連続で先発。チームも連勝し上昇気流に乗った。
オマーン代表戦は出場停止で欠場した守田だが、中国代表戦に向けては「ホームなので絶対に勝ちたいですし、前回勝ちはしましたが、展開的には苦しい試合でした。先ずは勝つことにフォーカスして今日からまた練習をやっていきたいと思います」と、勝利を目指して戦うと語った。
その中国だが、11月の予選後に監督が交代。今回は合宿を積みながら、日本戦に照準を合わせて準備している。守田は「前回と同じような戦い方で来るかは分からなくて、ブロックを引いて5枚ぐらいで守ることは予想できるので、90分通してゲームメイクできるかがキーになります」とコメント。「あとはセットプレーや攻撃パターン、得点パターンを増やせれば、より良い試合ができるのではないかなと思います」と、相手への対策をしっかり準備しておくことが大事だとした。
また、[4-3-3]のインサイドハーフとしてプレーするとなれば攻撃面での活躍も期待される守田だが「クラブでも前に行くこととか、後ろに比重を持たないで攻撃の得点に結びつくプレーを意識しています」とし、「誰と組むか、自分が出るかも分からないですが、自分のプレーを変えていければと思います。去年、一昨年よりできる部分は増えていて、攻撃にもアクセントをつけられると思うので、見てもらえればと思います」と、攻撃面でも貢献できると自信を示した。
その[4-3-3]のシステムについては、まだまだハマっているということはない中、守田は「相手によって変えていったりできればオプションとして面白いですし、それに越したことはないです。選手としてこのポジションでこのシステムだから生きるということは少なからずあって当然ですが、適切ではないポジションでもパフォーマンスの平均値、最低限できることは選手としての価値だと思うので、システムに影響されてはいけないと思います」とコメント。「どっちが良いとかはないですが、[4-3-3]のシステムが相手に対して変えて行っているということは、まだ明確ではないというか、探り探りやっていて、完成には程遠いと思います」と語り、手探りの中で色々と試している段階だと語った。
ただ、インサイドハーフというポジションは、自身のキャリアにとっては大きな事だという。
「2ボランチの時と違って1列前にいるのがインサイドなので、ゴールやアシストの数字が求められるポジションだと思います。選手としての特徴として守備のところで戦うことは1つ特徴だと思っているので、近くの選手と補完しながら守備をすることが求められることだと思います」
「僕は今まで[4-3-3]のインサイドはあまりしてこなかったですが、そこを今やらせてもらっていて、完璧にやれているとは思わないですが、より成長してそこでプレーできるようになりたいですし、幅が広がるので、前向きに今は取り組めています」
今回の活動はDF吉田麻也(サンプドリア)、DF冨安健洋(アーセナル)と主軸のCB2人がケガで不在。中盤でプレーする守田としても後ろで守る選手が変わるが、「頼もしい選手ですし、ビッグクラブでプレーしていて、代表で長くプレーしてきてキャプテンでもあるので、代表としての立場からは相当痛いです」と不在は痛手だとコメント。ただ、「代表はケガをしていなくて呼ばれた選手で戦うものなので、他の選手はチャンスと考えて良いと思います。今いる選手で100%を出してどう勝つかを考えれば良いと思うので、いない選手を考えるよりは、いる選手でどう勝つかを考えるべきだと思います」とし結果が大事だとした。
また、選手が変わることにより声掛けも変わるとし、「声掛けるポイントが変わってくると思います」とし、「ビルドアップが上手い選手なら守備のところ、対人が強い選手であればビルドアップのところ、選手のマイナス面をお互いに話して行く必要があると思います」と、チームメイトのウィークポイントを埋める声掛けをしたいと語った。
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