31戦無敗でリーグ制覇のセルティック、ポステコグルー監督「これ以上のない喜び」

写真：Getty Images

セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、リーグ優勝を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。

セルティックは11日、スコティッシュ・プレミアシップ第37節でダンディー・ユナイテッドとアウェイで対戦し、1-1で引き分けに終わった。

優勝に王手をかけた状態で臨んだこの試合。なかなか決定機を迎えられないセルティックだったが、ギオルコス・ギアクマキスのゴールで先制。しかし、その後に追いつかれたものの、見事に2年ぶり52回目の優勝を決めた。

今シーズンのセルティックは開幕戦黒星スタートという最悪なスタートを切った後、レンジャーズやリヴィングストンにも敗れ、6節終了時点で6位と出遅れた。

しかし、第6節のリヴィングストン戦で敗れて以降、リーグ戦では無敗。レンジャーズにもレギュラーシーズンで2勝1敗と勝ち越すなどし、見事に優勝を決めた。

試合後、優勝を果たしたポステコグルー監督は出遅れながらも優勝を果たしたことを喜び、チーム作りを選手たちが理解して成し遂げてくれたと称えた。

「今はかなり圧倒されている。我々にとってはとても壮大なシーズンだった。かなり後方からのスタートとなったが、最後に頂点に立てたことは本当に特別なことだ」

「私は選手とスタッフを本当に誇りに思っている。そして彼らが今年やってきたことは、とてもチャレンジグだった」

「31試合負けなしということで、その期間は信じられないほどの強さを発揮しなければ、今の我々はなかった。チャンピオンに相応しいと思う」

「困難なスタートを含め、我々に投げかけられた全ての障害を克服した。そして、トップに立つに値する」

「お互いへの本当の信念があるからだ。特定のタイプのチームになること、ある種の方法でプレーすることを課題として掲げ、そこからブレずに進んできた」

「外部からの騒音に気を取られることもなかった。選手たちは毎日、自分たちが達成しようとしていることを本気で信じてきたし、今その成果が表れている」

また、ファン・サポーターにも感謝。昨シーズンはレンジャーズに優勝を譲り、コロナ禍で思うように応援できなかった中、今シーズンはしっかりと後押しをしてくれ、優勝を送ることができたと満足感を示した。

「彼らは本当に信じられないような存在だ。昨年はチームが成功しなかったという事実だけでなく、チームのそばにいられなかったことが、彼らにとってどれだけ大変だったかを知っている」

「今年もスタジアムで応援してくれて、最初の日から最高だった。彼らのこのチームと私へのサポートに揺るぎはない」

「彼らが再びあの特別な感覚を取り戻し、チームがスコットランドのチャンピオンになったことは、私にとってこれ以上のない喜びだ」