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神戸が大量4ゴールで今季リーグ戦初勝利!主将イニエスタが1G1Aの活躍で好調鳥栖を破る【明治安田J1第13節】

超ワールドサッカー / 2022年5月14日 17時24分

写真:©︎J.LEAGUE

明治安田生命J1リーグ第13節のヴィッセル神戸vsサガン鳥栖が14日にノエビアスタジアム神戸で行われ、ホームの神戸が4-0で勝利した。

開幕からいまだ白星がなく、前節のガンバ大阪戦も前半に退場者を出して敗れた神戸はその試合から菊池、初瀬、扇原、井上、大迫に代えて槙野、小林、山川、郷家、アンドレス・イニエスタを起用。システムは[4-3-3]から [4-2-3-1]に変更し、イニエスタがトップ下に据えられた。

一方、FC東京相手に勝利を収め、リーグ4試合無敗と好調の鳥栖。前節からスタメンを3枚変更し、原田、堀米、中野伸哉に代わりファン・ソッコ、ジエゴ、本田が入った。システムは [3-4-2-1]から変わらず、小野が1トップに入っている。

立ち上がりの2分、いつも通り高い位置からプレッシャーをかけてくる鳥栖に対して、神戸はセンターバックの小林がロングボールを蹴ると、左サイドを抜け出した酒井が相手を一人かわしてボックス内のイニエスタにパス。ボールを受けた元スペイン代表が流石の落ち着きでボールをコントロールすると、ゴール左隅に蹴り込み、先制点を記録した。

勢いに乗る神戸は5分にも汰木が右サイドを突破して低いクロスを上げると、最後はまたもイニエスタがシュートを放つが、これは大きく枠外へ。続く6分にはロングボールに抜け出した武藤が相手GKと一対一のチャンスを迎えるなど、序盤は立て続けに神戸がチャンスを作る展開になった。

出鼻をくじかれた形の鳥栖は良い形でボールを奪えても、なかなかチャンスまで結び付けられない時間が続く。すると、14分には敵陣でボールを奪った神戸の武藤がバイタルエリア中央のイニエスタへパス。イニエスタからボックス左に進入した汰木へボールがわたると、冷静にゴール右隅に流し込み、神戸加入後リーグ初ゴールを記録した。

その後は拮抗した時間帯が続き、鳥栖はロングボールやセットプレーからチャンスを作ろうと試みるも、神戸の集中した守備を崩すまでには至らず。37分には大きな揺さぶりから最後は岩崎がシュートを放つが、威力はなくGK前川がキャッチ。42分にはFKのこぼれ球に反応した菊地がシュートを放つもゴールネットを揺らすことはできず、ハーフタイムとなった。

後半、引いて守る神戸に対して鳥栖はシンプルなクロスを入り混ぜながらの攻撃が続く。58分にはジエゴの鋭いクロスに走り込んだ小野が右足で合わせたが、GK前川が好セーブで防いだ。

なかなかゴールを奪えない鳥栖に対して、神戸は64分に左サイドをドリブルで深く抉ったイニエスタからパスを受けた酒井がふわりとした浮き球パスをボックス中央へ。これに反応した武藤がダイレクトボレーをゴールに叩き込み、神戸が大きな3点目を挙げた。

大量リードを奪った神戸はイニエスタに代わって投入された大迫が70分にシュートを放つなど、これまでの鬱憤を晴らすような展開を見せる。一方、苦しい試合となった鳥栖は75分に小野のパスをボックス内で受けた宮代がシュートを放ったが、GK前川が好セーブで防いだ。

終盤にかけて圧力を強めたい鳥栖だったが、センターバックの田代、ジエゴを上げたパワープレーも奏功せず。後半アディショナルタイム1分にはGK前川からのロングボールに大迫が競り勝つと、ボールを受けたボージャンがバイタル中央まで運び、ボックス内に走り込んだ大迫に再びパス。これを日本代表FWが冷静に決めて4点目を記録した。その後も最後まで鳥栖に思うようなチャンスを作らせず、試合終了を迎えた。

イニエスタ、武藤、大迫など役者がしっかり仕事を果たした神戸はようやくリーグ初白星。一方の鳥栖は今季ワーストの4失点を喫して、リーグ5試合ぶりの敗戦となった。

ヴィッセル神戸 4-0 サガン鳥栖
【神戸】
アンドレス・イニエスタ(前2)
汰木康也(前14)
武藤嘉紀(後19)
大迫勇也(後45+1)

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